メガネをしていてそこそこの年数使用していると色落ちしてくるということがあります。
自然に色落ちすることもあれば、自分の不注意で色落ちさせてしまうという場合もありますが、元の色に近い色にするにはどうすれば良いのかについて解説をしていきます。
セルフレームの色落ちは自然に起こる?
まず自然に起こる色落ちとしてはプラスチックフレーム(セルフレーム)の色落ちです。
結論からいいますと金属系フレームよりも色落ちしやすく、かつ色落ちする年数も早いといえます。
この色落ちの原因としては
- 汗によるフレームの劣化
- 整髪料
- 皮脂
といったことがあります。
特に整髪料をよく使用する人はこのセルフレームの色落ちは早いといえます。
このパターンの色落ちの直し方は研磨といって色落ちしていない層までフレームを削ることが必要となります。
したがって元のフレームの形から若干の変化を伴うこととなります。
参照
「セルフレームやセルロイドが白くなる原因!研磨、磨きで劇的洗浄」
これらのページでも自分でもできる研磨の方法を紹介していますが、レンズに傷をつけるなどメガネを破損させてしまうこともあります。
どうしてもセルフレームの色落ちを直したいという場合には有料となりますが、メガネ屋に相談するほうが良いと思います。
熱湯やお風呂によるセルフレームの色落ち
お風呂にメガネを持って入る人もいるようですが、レンズのコーティングへのダメージ、またセルフレームの変色のリスクを考えればまずやめたほうが良い行為となります。
石油系樹脂の素材だと熱でフレーム色が変色してしまい、その後いくら洗っても元には戻りません。
参照
「正しいメンテナンス方法 洗い方や拭き方でコーティングがはがれる?」
除光液など化学液での色落ち
セルフレームでも蝶番などで一部金属が使用されていますが、ここに錆が出てくることは珍しくありません。
この錆を取ろうとして除光液をはじめとした化学製品を使用する人もいますが、除光液がフレームに付着してそのままセルフレームの色落ちが起きるということもあります。
これも色落ちしたフレームの部分を研磨し、元の色が存在する層まで削るという作業が必要となります。
金属系フレームの色落ちと塗装のやり直し
一方で金属系フレームでも色落ちは起こることもあります。
たいていは自然劣化による色落ちとなりますが、もともと金属系フレームの塗装というのは難しいものです。
研磨といった方法でなくペイント素材を塗装することで色落ちした部分を隠すという方法となりますが、塗装ペイントの素材は何でも良いわけではありません。
肌との相性が悪いとかゆくなったり、アレルギーを起こす場合もあります。
また特にチタンフレームでは電気メッキ、イオンプレーティングといった特殊な方法で色をつけているので個人では非常に難しいといえます。
参照
メガネフレームの色落ちと修理するべきかの判断基準
メガネフレームの色落ちは上記のように自然劣化と不注意とで起こります。
購入したすぐに不注意ということであれば費用を支払ってメガネ屋で修理するべきかもしれません。
しかしメガネフレームには寿命があります。
- プラスチックフレーム 8年
- 金属系フレーム 10年
- 安いフレーム 3年
参照
最近のいわゆる格安フレームは3年程度で劣化し型崩れを起こします。
その場合フィッティング調整をしてもすぐに形が崩れ、レンズが正常な位置にこなくなり度数の合っていないメガネをしているような状態となります。
その結果眼精疲労となり
- 視力へ影響する
- 老眼を早める
参照
といったことにもなりかねません。
特にメガネトータルで3万以下、フレームだと2万以下のものについて3年を超えていれば塗装の修理に費用をかけるのは無駄といえます。
色落ちを我慢できる場合にはそのままかけても良いかもしれませんが、見た目がどうしても気になる場合には寿命とも比較して買い替えが賢明な判断となるでしょう。
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