現在のトレンドを解説!フレームの材質とそれぞれの特徴

 

メガネフレームにはかなりの数の材質が存在しています。

現在主に使用されているのは

 

  • アセテート
  • チタン
  • 鼈甲
  • プラチナ

 

です。

とはいってもほとんどがアセテートとチタンといって良いでしょう。

金属系といわれるメガネフレームのほとんどはチタン製となっています。

アセテートは、プラスチックフレームやセルフレームといわれているもののほとんどで使用されていて、軽く着色加工もしやすく急速にシェアを伸ばしてきたといえます。

 

金属系フレームの材質の特徴

 

フレームの素材には上記のようにいくつかの種類がありますが、材質によるかけた感じや重さ、そして希少性などに違いがあります。

 

チタン

 

軽く強度もあり、かつ耐熱性や耐食性にもすぐれています。

かつては金属系のフレームといえばニッケル合金などが主流でしたが、このチタンの開発によって格段にニッケル合金よりも軽いフレームが実現されました。

軽さでいえばチタンの中でも純チタンとなります。

また形状記憶の属性を持ったチタン合金も人気となっていて、40度以上ではじめて変形されるので、それ以下の温度では(氷点下だと変形するので除きますが)元の形に戻るというメリットがあります。

ニッケルを含まないので金属アレルギーも起こしにくく、このような幅広い人に適していて万能性がある素材といえます。

メガネフレームのシェアでは近年最も高いといって良いでしょう。

 

 

光沢があり腐食に強い素材となります。

ただし素材的に単価も高く、年配のイメージを持たれることもあり特定の人しか選択しない素材となっています。

純金だと素材的にやわらかくなりすぎるので、銀や銅を混合させて合金でのフレームとなる場合が多いです。

 

プラチナ

 

色合いに特徴があり、チタン全盛の前にはよく使用されていた素材です。

特に素材的に大きな欠点があるわけでもないですが、チタン全盛の時代においては多少クラシカルなイメージを与えてしまうこともあるようです。

あえてクラシックな雰囲気を出したいときにはこのプラチナ素材を選択すると良いと思います。

 

プラスチック系フレームの材質の特徴

 

プラスチック系のフレームも人気となっています。

見た目的にまた金属系とは違った印象を与えることもできます。

プラスチックフレームが金属系フレームと違うのはカラーを着色しやすいということです。

金属系フレームでもカラーがついたものもありますが、それでもカラーを楽しむという点ではプラスチック系フレームにはかないません。

プラスチック系のフレームは汗に弱いというデメリットもあります。

汗の部分だけ白く変色してしまってということもあるので、汗をかきやすいスポーツ用というような場合には上の金属系フレームのほうが良いと思います。

また寿命という点では金属系フレームにやや劣ります。

金属系フレームの6割程度しか寿命はないと理解しておきましょう。

 

参照

知っていますか?メガネには本当は寿命があること

 

アセテート

 

植物繊維から作られていて、加工がしやすいのでフレーム素材に適しています。

現在の「プラスチックフレーム」「セルフレーム」といわれるものはそのほとんどがこのアセテート材質を使用していることになっています。

ただし時間が経過するごとにアセテートはねばりがなくなり、折れる危険性があったり、変色してしまうこともあります。

 

セルロイド

 

このセルロイドも以前によく使用されていた素材です。

今でも特定のメーカーが使用をしていますが、発火性が高い、においがあるということで現在では敬遠する人も多くなります。

 

オプチル

 

1960年代にヨーロッパで開発されたメガネ素材です。

軽く、色あせもしにくいのでメガネに適した素材といえます。

最近ではブランドもののサングラスに使用されることが多い素材となっています。

 

鼈甲

 

以前はメガネフレームで使用されることも多かったのですが、原料はウミガメの甲羅ということでワシントン条約で商取引が禁止されるようになり今では入手することが難しくなっています。

鼈甲の価格も上がり、今ではあまり使用していない素材となります。

汗や整髪料に弱いのでこまめな手入れが必要なところはデメリットといえます。

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