格安メガネ店が危険な理由!検眼からフィッティングまでのメガネ作成の違い

 

最近は格安メガネ店や激安メガネ店も多いのですが、なぜここまで安くできるのだろうと疑問に思う人も多いかと思います。

いくつか理由がありますが、

 

  • レンズを大量仕入れしている
  • 海外生産で人件費を安くしている
  • 視力検査などもアルバイト店員が行っている
  • メガネのフィッティングをしない
  • アフターケアやフォローがないか有料

 

というのが主なものとなります。

昔はメガネのフィッティングに10年といわれた時代もありましたが、それだけかけ心地にも関係していて非常に重要なものです。

今回は視力検査からフィッティング、アフターケアまで格安店と通常のメガネ店との違いについて説明をしたいと思います。

 

メガネができるまでの流れ

 

メガネは作成するまでにいくつかの工程があります。

 

  • 検眼(視力検査など)
  • 加工
  • フィッティング

 

この時点でメガネが完成ということで受け渡しとなりますが、メガネは購入して終わりではありません。

洗浄、そしてメンテナンスといったアフターケアも非常に重要となります。

 

検眼、視力検査

 

メガネ屋では視力検査などをして個人ごとに

 

  • 視力
  • 瞳孔間距離

 

などにマッチしたメガネを作っていきます。

格安メガネ店ではこの測定をアルバイトがしている場合もありますし、また今から作ろうとするメガネの使用用途を聞きません。

メガネとは言うまでもなく視力矯正の道具ですが、どこを見るためのメガネかもヒアリングすることは非常に重要です。

たとえば近視の人がメガネを作るといっても主に室内でパソコンや読書をするためとなると1~2つ度を緩めないとかえって眼が疲れるメガネとなります。

また老眼で作るとなっても運転時にも遠くを見るのにメガネを使うという場合には近くだけを見るメガネだと事故の危険性さえもあります。

良いメガネ屋かどうかは

 

「使用用途を聞くかどうか?」

 

ということが非常に重要な違いとなるということです。

 

参照

ここが違う!眼科とメガネ屋での検眼や視力検査

危険!眼精疲労の前兆とその対処方法

 

メガネの加工

 

加工とは簡単にいえばフレームとレンズを組み合わせるということですが、

 

  • レンズの中心の位置
  • レンズの角度の調整
  • レンズ止めを何段階しているか?
  • 縁なしメガネの場合には、レンズを削った後にレンズの削ったところをペーパーで磨いているか?

 

など微妙な調整を個人ごとの使用用途に沿って行うことが本当の加工です。

しかし格安メガネ店だとこのような考慮はせず(上記の検眼時に使用用途はヒアリングもしないので)、結果としてただフレームにレンズを入れ込むだけとなります。

ひどい場合にはレンズが眼の焦点と合っていないということで眼精疲労の原因となったりする場合もありますし、かけていると気持ちが悪くなるメガネになる場合もあります。

またレンズ止め、レンズの縁の加工も格安メガネ店はほぼ処置をせずただはめこむというようなところもあります。

その結果、レンズがずれやすくなったり、また最悪の場合にはレンズが落ちるということもあるわけです。

 

メガネのフィッティング

 

フィッティングとは簡単にいえばメガネを顔に合わせる調整のことをいいます。

 

  • 鼻当ての角度
  • 鼻当てが鼻の血管に乗らないように調整する
  • 鼻盛りの調整
  • 耳の部分の調整
  • 耳の血管にも注意して調整する

 

などが主なものですが、ここでもただ格安メガネ店はただ顔に合わせるということしか行わない場合が非常に多いです。

良いメガネ屋はやはり使用用途に沿ったフィッティングを行います。

もちろんそのメガネでよく見る角度を見やすくするフィッティングです。

また顔の血管を阻害するメガネは吐き気になるなど使い心地が悪くなります。

格安メガネ屋は血管の位置を知らない人がフィッティングしている場合もありますので、購入後に具合が悪くなるということもしばしば出てきます。

鼻盛りというのもメガネの眼からの距離を個人ごとにベストな位置にすることで必要なフィッティングといえます。

 

  • まつ毛がメガネに当たる
  • フレームが頬に乗ってしまう

 

というような場合によくこの鼻盛り調整をします。

ただし技術のないメガネ店だとこの鼻盛り調整が非常に下手であったり、また依頼を断る場合もあります。

鼻盛り調整の依頼をしてみればその店の技術力がある程度わかる場合があるということです。

 

その他の格安メガネ店のデメリット

 

上記はメガネ作成の工程での手間や人件費削減からくるものです。

他にも

 

  • レンズの質が悪い
  • アフターケアがない

 

ということも格安で販売できている理由となります。

 

参照

失敗しないためのレンズ素材を選ぶ3つのポイント

ここまで違う!メガネ屋による購入後の無料と有料メンテナンスや修理

 

格安メガネ店の本当の恐怖

 

上記のように

 

  • 検眼や視力検査からメガネの完成までの手間を省略
  • レンズの質が良くない
  • アフターケアがない

 

というのが理由で格安販売できているわけですが、本当の恐怖とは眼精疲労ではないかと思います。

完成までの手間を省略されているので焦点や視力と度とが合っていないということがありますが、これは眼の疲労につながります。

眼精疲労になって視力に影響が出てこないともいえません。

眼のことなので心配という場合にはしっかりとした価格でメガネは購入して欲しいと思います。

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