眼科とメガネ店での検眼や視力検査の内容は違うのか?

 

よく疑問に思うこととしてメガネを作る場合には

 

  • いきなりメガネ屋さんに行くのか?
  • 一度眼科に行って検眼、処方箋を作ってもらってからのほうが良いのか?

 

というものがあると思います。

結論からいいますとどちらも変わりはないのですが、この2つの方法での違いについてまとめておきたいと思います。

 

眼科とメガネ屋との検眼や視力検査の違いはない?

 

結論からいいますとこの2つの検眼に違いはありません。

そのため

 

  • いきなりメガネ屋さんで視力検査をしてメガネを作ってもらう
  • 一応眼科で検眼してもらってその処方箋を元にしてメガネ屋にいく

 

ということでも構いません。

あえて眼科とメガネ屋さんの検眼の違いを説明しますと

 

  • 眼科とは眼の健康を診断してくれるところ
  • メガネ屋とはメガネを作るための検眼をするところ

 

というような違いがあるということです。

つまり眼に異常を感じていれば眼科にするべきですが、特に異常もなくという場合には眼科、メガネ屋さんのどちらでも良いということになります。

ただどちらの検眼にもいえることですが、

 

  • 基本的にはその検眼をする担当者の腕次第
  • 格安メガネ店だとアルバイトが検眼している場合もある

 

というようなこともあるということです。

担当者次第ということで眼科の検眼が一概に良いということでもありませんし、逆にメガネ屋さんの検眼がベストということでもないということです。

どちらにもいえますが、検眼にはそれなりの経験が必要で、しっかりとした担当者でありさえすれば眼科、メガネ屋どちらで検眼をしても構わないということです。

 

眼科でメガネを作るデメリット

 

またその眼科と提携しているメガネ屋さんでメガネを作ってもらうことも可能です。

ただ提携しているメガネ屋さんにすれば

 

  • フレームで気に入ったものを選ぶ時間がとりにくい
  • 眼科はフレームなどには精通していない

 

というようなデメリットもあります。

私も眼科で作ってもらったメガネも持っていた時期もありましたが、外見が気に入らずにいつの間にか、かけなくなっていました。

 

検眼や視力検査の内容とは?

 

若干店などによって違いはあるかもしれませんが、基本的には以下のような流れとなって視力検査や検眼を行っていきます。

もしすでにメガネを持っているという場合には、現在のメガネで

 

  • しっかりと見えていて矯正度合いに不足はない
  • 見えづらい

 

ということを伝えておくと良いでしょう。

またこれは非常に重要なことではありますが、今から作ろうとするメガネの使用用途ははっきりと伝えておきましょう。

 

  • パソコンやスマホ用
  • 室内用
  • 運転など外出用

 

など使用用途によって、また年齢などによっても度数設定は柔軟に変えていくべきです。

たとえば遠くがよく見えるような度数にして、室内でパソコンばかりに使用するのでは過矯正となって眼精疲労の原因ともなります。

結論からいいますと検眼や視力検査で必要なことはこのような使用用途に合わせたメガネを作ることであり、そのための担当者からの問診力によるといえます。

格安メガネ店ではこの問診をしない、十分な問診をするまでのキャリアがない担当者も多く、この点は心配なことではあります。

 

参照

危険!眼精疲労の前兆とその対処方法

危険!使用用途に合っていないメガネは眼に負担をかけている!

 

また視力検査や検眼はなるべき午前に受けるのがベストといえます。

というのも夕方などとなればすでに眼がある程度疲労した状態でメガネ作成のための検査を受けるようになってしまいます。

そのため疲労した状態で作った度数のメガネだと過矯正となる場合もあり、本当に自分に合ったメガネとはいえなくなる場合もあるからです。

 

視力検査

 

5メートル程度離れたランドルト氏環を見てどの方向が開いているのかを検査します。

最近だとオートレフといった機械で視力測定をすることも多いと思います。

顎を置き、しばらくすると何もせずに視力検査は終わります。

 

目と目の間の距離を測定

 

個人ごとに目の間の距離はかなり違いますが、この距離を測定することでメガネのレンズの焦点に正確に合うようにすることができます。

目と目の間の距離を瞳孔間距離(どうこうかんきょり PD)といいます。

このPDの測定は双眼鏡のようなもので測定します。

 

レンズを入れて視力測定

 

今まで測定してきた視力検査を参考に適切であるレンズを入れて見え方を検査します。

 

  • ランドルト氏環による測定をしていく
  • 乱視検査(放射状でどこの線が濃いかを検査)
  • 過矯正検査(赤と緑でどちらが濃く見えるかということをフォロプターに度数を入れて検査)
  • 調整力検査(ピントを合わせる能力や老眼の進行度合いの検査)

 

というような検査もしていきます。

このレンズを入れての視力測定で最終的なレンズを決定していくというようになります。

ここでの視力測定は最終的なレンズを決めるものですから、適当に答えないようにしていきましょう。

 

参照

何の検査?メガネの視力検査で赤と緑でどちらが見やすい?

 

眼科による検眼や視力検査

 

眼科でも基本的には上記のような検査をしますが、他に眼科ならではの検査も行ってもらえます。

以下が眼科ならではの検査でよくあるものですが、緑内障や白内障、眼の傷や炎症、眼の血管の状態などを検査してもらえます。

上記でも説明しましたが、眼に違和感を感じているような場合にはメガネ屋ではなく、眼科に行きこのような検査も受けたほうが良いと思います。

 

  • 眼圧検査
  • 眼底検査
  • 前眼部検査
  • 中間透光体検査
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