現在のプラスチックフレームといえばその大半がアセテートですが、アセテートフレームが劣化してくれば修理することが必要となってくるようになります。
アセテートの修理は行いにくいというような話を聞いたことのある人もいるかもしれませんが、アセテートフレームでどこまで修理ができるのか、またその費用はどの程度かかるのかについて解説をします。
アセテートの寿命は短い?
金属系のフレームと比較すれば一般的に寿命が短いとされるのがアセテートなどのプラスチックフレームです。
一般的にはアセテートフレームは金属系フレームの6割程度の寿命となることもあり、6年程度で材質的な劣化が起きてしまうこともよくあります。
また格安のメガネチェーンのアセテートフレームは特に材質や作りが良くないので3年程度で劣化して簡単に折れたりすることも多いです。
つまり修理するという段階になっても、この寿命を迎えているようであれば修理しても同じ箇所、あるいは他の箇所ですぐに修理しなければいけないようにもなるということで修理する意味がどこまであるのかという話にもなってきます。
アセテートフレームの蝶番が折れてしまったときに修理できる?
アセテートフレームなどプラスチック系フレームは金属系のように溶接するなどと簡単には修理できないので寿命が短くなってしまいます。
ただしアセテートフレームでも蝶番が壊れたというときには修理できます。
購入したメガネ店にいくとパーツがすぐにあることもあり、修理することができることが多いはずです。
アセテートフレームの修理に瞬間接着剤を使うのは良いのか?
蝶番以外のアセテート箇所が折れたりすれば修理をするわけですが、焦ったり、すぐに使えるようにしようということでよく行われるのが自分で瞬間接着剤などを使って接着しようとすることです。
しかしまず瞬間接着剤を使って修理しようとしないほうが良いです。
その理由としては
- 仮にメガネ屋で修理できる状態であっても、瞬間接着剤の跡が残るようになる
- 修理で接着する箇所に接着剤が付着することで、接着しにくくなってしまう
というようなデメリットがあるからです。
自分で何とか修理しようとするのでなくとりあえず修理可能かどうかをメガネ屋に聞きに行くというようにしたほうが無難といえます。
アセテートフレームのブリッジから半分に割れて修理できるのか?
アセテートフレームのブリッジと呼ばれる箇所から半分にメガネが割れてしまうこともあります。
顔でいえば眉間にくるような箇所から割れてしまうというようなケースですが、このブリッジからの割れは修理しにくいといって良いです。
仮にメガネ屋に修理できるといわれても
- かけたり、外したりで加わる衝撃
- 温度変化、湿気
などという原因によってそう長くもたずに再び同じ箇所から割れてくるようになります。
ブリッジでの割れなどではメガネの買い換えのほうが結果としては安くなるといえるでしょう。
アセテートでの割れとその修理方法
蝶番を除くとアセテートフレームでは修理というよりも買い換えするというほうが無難です。
また多くのメガネ屋では同じように買い換えを勧められるかと思いますが、利益優先で考えているわけではありません。
それほど金属系フレームよりも一度割れたりすればその修理が技術的に難しいというわけです。
どうしてもできるだけ今のメガネにこだわるのであれば
- アセテートフレームの折れたりした箇所だけパーツを取り寄せて交換する
- 新しいフレームを買って、現在のアセテートメガネのレンズだけはめこむ
「メガネフレームの修理値段や料金はどの程度?修理できないケースとは?」
というようなことを行わないといけないことが多いかと思います。
ちなみに2つめの修理方法(というよりもパーツ交換)では5000円前後かかることが多いですし、パーツの取り寄せに日数がかかるようになります。
アセテートフレームが折れた!修理費用は無料?
通常アセテートでは上のように修理は難しいことが多いとなります。
もし修理ができるというようになっても通常無料とはなりません。
購入して1年以内などであれば保証期間内とイメージする人も多いのですが、保証期間内であってもアセテート箇所が折れたというようなときにはまず有料となりますし、メガネ代金の半分程度の費用がかかってきます。
この費用面からもあまりアセテートフレームの修理はおすすめしないというようになっています。
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