近視で度入りメガネだと目が小さく見えるようになってしまいます。
逆に老眼鏡だと大きく見えてしまうのですが、近視の女性としては目が小さく見えるのは深刻な悩みとなります。
コンタクトレンズにすれば問題ない?
女性では目が小さくなるというデメリットをかわすためにコンタクトレンズを使用するという方も多いのではないでしょうか?
見た目が変わらないというメリットは非常に大きいのですが、
- 眼に酸素が受け渡りにくくなり酸欠となる
- 眼が乾く
- 装着時に角膜に傷がつきやすい
などといったような怖さもあります。
学校を卒業すればパソコンなどを仕事で使用する場合も多いのが現代社会ですが、特にパソコン、スマホなどコンタクトレンズにとっては非常に苛酷な環境といえます。
また眼の調子が悪いとコンタクトは装着できない日も出てくるので、完全にコンタクトだけ導入すれば目が小さくなる悩みから解放されるというわけでもないわけです。
参照
「コンタクトレンズで眼が疲れるなどトラブルが多い本当の理由」
目を小さくしないメガネのポイント
技術的に目が小さくならないメガネにしようと思えばそのポイントは2つです。
- 屈折率の高い薄型レンズを使用する
- 眼とメガネまでの距離を短くする
要するに近視メガネで目が小さく見えるのは、凹レンズを使用することによることが原因です。
たとえば近視メガネをすでに持っているとできますが、わざとメガネを目から遠くに少ししてみましょう。
するとさらに目が小さくなるのがわかるかと思います。
逆に凸レンズである老眼鏡や遠視レンズは目が大きくなります。
凹レンズは小学校の理科の教科書でも習うのですが、遠くを見るようにできる反面、目を小さくしてしまいますが、上記の2つの方法でこのデメリットをやや緩和することができるようになります。
一般の近視の度がきついレンズほど目が小さくなりますが、1つめの薄型レンズによって屈折率を上げることで目の小さく見える度合いを緩和することができるようになります。
目が小さく見えにくいメガネを選ぶ
近視だと目がある程度小さく見えるのは仕方がないかもしれません。
しかしフレームを工夫したり、レンズを工夫すればある程度は目が小さく見えてしまうことを防ぐことができます。
フレームは小さいものを選ぶ
最近は黒ぶちメガネで、フレームの大きなものが流行っています。
伊達メガネでかけていればおしゃれということで人気があるのですが、目を小さく見えないようにという点から考えるとフレームは大きすぎるのは良くありません。
というのも大きなフレームですと顔の輪郭まで映り込んでしまい、そのために目が小さく見えるからです。
フレームが小さすぎれば顔に似合わないというタイプの顔もありますが、まず押さえるポイントとしては輪郭が入り込まない程度までのフレームの大きさにとどめるというようにしていきましょう。
薄型レンズを選ぼう
メガネのレンズ、フレームも年々開発されて良くなっていますが、レンズの場合には薄型のほうが目は小さく見えにくいです。
私もしばらく前から薄型レンズを使用していますが、たしかに目の大きさは裸眼時と極端に変わらないようになりました。
この理由としては薄型ですと屈折率が高くなるので、目が小さくなる度合いを減らせることができるというものです。
薄型ですとメガネ屋さんによってはレンズ代が高くなる場合もありますが、相場としては3000円程度高い程度です。
女性にとっては重要な外見を左右するので、この程度の出費はしていってほしいと思います。
注文するときには薄型の高屈折レンズを購入すると良いでしょう。
メガネは正しい位置でかけよう
俗にいう「鼻メガネ」というものがありますが、正しいメガネのかけ方とはレンズの中心部分に目が来るようにかけることです。
後述しますが、目とメガネとの距離が遠いほど目は小さく見えてしまいますから、正しいメガネの位置を知りそこでかけるというのは日常的に行うべきといえます。
これは個人ごとに設定された目の焦点をメガネに正確に合わせるということにもなり、眼精疲労の予防にも有効的といえます。
参照
似合うメガネをかけよう
目が小さくなる、自分の大きな目の利点がなくなるというのは顔に似合わないメガネをかけているという場合も多いです。
メガネを否定的に解釈する人もいますが、たいていの場合に合わないメガネをかけていることに原因があります。
芸能人でもメガネをかけていて、裸眼時よりも魅力的に見える人もいますが、目を小さく見せないという意識でなく、似合う気に入ったメガネを選ぶということも非常に重要といえるでしょう。
参照
眼とメガネとの距離が近くフィッティングしてはいけない
メガネというのは目から特定の距離でメガネを装着します。
専門用語でいいますと眼の角膜からメガネまでの距離を「頂間距離」といいます。
通常この頂間距離は12ミリとされています。
この距離を縮めると目が小さく見える度合いを減らせることになります。
ただしこの方法での欠点とは
- まつ毛にメガネが当たってしまう
- 頂間距離が短くなることでレンズの矯正度合いがずれる
などというものがあります。
2つめのデメリットを解消するにはあらかじめ頂間距離を短くしたいとメガネ屋などで伝えて、その短い頂間距離に沿った度数に設定しなければいけません。
このような方法を採用せずにただ頂間距離を短くするだけにすれば度数が合っていないメガネとなり眼精疲労を招くこととなります。
ただし店によってはこの頂間距離を短くするフィッティングをできないというところもあります。
この理由はその店にフィッティング技術がないことが非常に多く、そのような場合にはその店でメガネを購入するべきではないといえます。
参照
メガネには鼻パッドがありますが、セルフレームなどだと多少他の材質のフレームよりも目とメガネとの距離が近いので目が小さく見えてしまう度合いを減らせることになります。
金属系のフレームよりもプラスチック系のフレームにすれば鼻パッドがなく、フレームと一体のものもあるので頂間距離が短くなっているものがあるはずです。
非球面レンズは目が小さく見えるのを緩和する?
レンズには球面、非球面レンズという種類があります。
球面レンズにはゆがみが出やすいという欠点がありましたが、現在では非球面レンズが主流となっています。
これによりゆがみが起きにくくなり、ゆがみによる目が小さく見えてしまうという弊害も起きにくくはなりましたが、劇的な効果はありません。
ただし少しでも目が小さくなるのを防ぐということであれば
「ただの非球面よりも両面非球面レンズ」
を選択すると良いでしょう。
参照
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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