私もメガネを使用して30年近くになりますし、コンタクトレンズも同じ年数程度使っています。
あるときに処方し、そのまま10年以上も使用するということもあるのですが、実際にはよくありません。
たとえば近視だと
- ゲーム
- 携帯やスマホ
- パソコン
- 読書や勉強
というように近くを長時間見ることをしていきますと眼精疲労となって、やがて近視が進むといわれています。
また遠視や老眼という場合でも年齢やライフスタイルによって徐々に視力が変わっていきますが、この場合には通常すでに使用しているメガネが見えにくくなってきたという場合にはじめてレンズの度を変えようとするものです。
しかしこのようなどうにもならないときにレンズを替えるということについて本当は良くないといえます。
メガネのフレームの寿命
まずフレームについてですが、フレームも寿命はあります。
一般に
- フレームの形状
- 材質
- 使用方法
によって寿命が変わってきます。
形状ですと、フルリムですとそう簡単に劣化してきませんが、その他のツーポイントやナイロールだと強度の関係上寿命は多少短くなります。
参照
材質となれば最近はチタンがほとんどで強度的に強くなっていますし、プラスチック素材といえばアセテートがほとんどですがこれも強度が弱くはありません。
ただし一般的にアセテート製のフレームは金属系よりも寿命が短く(だいたい6割程度)なります。
参照
一般的な寿命をいえば、フルリムだと10~15年は持つと思いますし、ツーポイントといった強度に一番問題が出そうなフレームでも10年は問題ないと思います。
ただしいわゆる格安メガネ店のフレームは使い捨てという概念で作られていますので、3年あるいはもっと早い時期に変形や変色をして寿命ということもあります。
フレームは18000円程度以上が普通の寿命を期待できるものであり、それよりも安いものは寿命は期待しないほうが良いでしょう。
参照
「メガネの予算はどの程度用意するべき?安いメガネは実は損?」
ツーポイントだとネジが緩むという場合もありますが、どのフレームでもメガネ屋さんにいってフィッティングなどのメンテナンスをしていくと寿命は伸びがちとなります。
フレームの寿命といえばあと
- フレームの色落ち(塗装がはげてしまうなど)
- フレームの傷
- 流行のフレームでなくなった
などで買い替えをしたくなるので、ここさえ気にならない、また塗装のやり直しをするということであればさらに寿命を長くすることもできます。
ただし格安メガネ店のフレームは多少塗装が落ちやすいなどといったこともあって、見た目が落ちてくるのは多少早いという場合もあるようです。
レンズの寿命
フレームよりもより重要なのは冒頭でも少し説明しましたが、レンズの寿命です。
正確にはレンズが劣化するということでなく(劣化の場合もありえはしますが)、度が合わないという場合の寿命です。
- 近視で老眼が入ると近視用メガネだと余計に近くが見づらくなる
- 近視が進み以前の近視用メガネだと遠くが見えにくくなった
- 老眼鏡を使用していて、さらに老眼が進み今は目を細めて読書している
など見えづらいのを無理して見るというのが眼に負担をかけてしまいます。
その結果矯正が十分でなく、眼精疲労となってというのが良くありません。
この点、レンズの寿命は3年というのが常識的です。
近視でも老眼でもおおむね3年ほどすればまた度も変わっていて、そのまま使用することがかえって良くないという場合もあります。
度が合っているどかどうかというのは自分でも判断しにくいですし、また意識していないことも多いです。
以下のページに説明している特徴がないかで判断してほしいと思います。
レンズについては度が合っていないものをかけるのが良くありません。
参照
レンズの洗い方による寿命
あとよくあるのがメガネの洗い方を間違えていて、寿命が縮まるという場合もあります。
たとえば
- 石鹸、ハンドソープなどで洗っている
- ぬるま湯で洗っている
- ホコリを飛ばさずにいきなりレンズをメガネ拭きで拭いている
- ティッシュやタオルでレンズを拭いている
というような異常使用でも表面のコーティングがはがれて寿命が早くなるということはあります。
メガネのレンズは思っているよりもはるかに繊細で慎重なメンテナンスと洗浄方法が求められます。
参照
「正しいメンテナンス方法 洗い方や拭き方でコーティングがはがれる?」
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