老眼鏡といっても昔のいかにも老眼鏡というものは少なくなりました。
寿命が長くなったことで若く見える高齢者の方も多いですし、パソコンやスマホの影響で30代など若くして老眼になる人も増加しています。
そのため急速にここ10年ほどでおしゃれな老眼鏡が増えているのですが、どうせかけるならおしゃれで似合う老眼鏡にしたほうが良いと思います。
遠近両用などでなく老眼鏡だとかける時間が非常に短いかもしれませんが、それでもおしゃれな老眼鏡だとかけるときに嫌な感じがしないようになります。
老眼鏡の選び方
昔だと老眼鏡のフレームの選び方というように限定する必要もありましたが、今では冒頭のように
- 近視
- 乱視
- 老眼鏡
- 遠近両用
と見た目から区別することは難しくなっています。
そのため老眼鏡だけでなく遠近両用や中近両用のフレームの選び方でも応用できる方法となっていて、その方法を紹介します。
- 顔の形から似合うフレームの形を知る
- フレームカラーは顔の肌色と同系色のものを選ぶ
- フレーム形状でも与える印象があることを知る
フレームでは形、色とが大きな選択するべき要素となりますが、顔の形と肌の色から似合うベストな老眼鏡を選んでいきます。
顔の形から似合う老眼鏡を選ぶ方法
人間の顔は
- 三角顔
- 四角顔
- 丸顔
- 面長
などと分類することができます。
それぞれ欠点であったり、コンプレックスがあるわけですが、それを隠すようなメガネの形を選びます。
老眼鏡などのメガネは顔の欠点を緩和したり、隠すようにして使用することもできます。
たとえば面長という人の場合、縦幅のある老眼鏡にすればメガネの縦幅に比較されることで面長の印象が弱くなります。
また丸顔の人は四角の形をしたフレームとすることで丸顔の印象を緩和することになります。
このように顔の形から似合いやすい老眼鏡のフレームの形を探す方法は以下のページに説明をしています。
フレーム選びをする場合には絶対に知っておいて欲しい内容となっています。
参照
肌の色から老眼鏡フレームの色を選ぶ方法
たとえば色白な方が真っ黒の老眼鏡フレームにすればいかにもメガネをかけているという主張が強くなってしまいます。
そのため以下のようにフレームカラーを肌の色とマッチさせて考えます。
- 色黒な人 黒、ダークブラウンなど濃い色
- 色白な人 ピンク、水色など薄い色
これ以外の普通の肌色な場合には、青、赤など濃くも薄くもない色にしていくのが一応の法則です。
ただし老眼鏡や遠近両用では多少冒険かなと思う程度の明るい色のフレームのほうが良いと思います。
気持ちも明るくなりますし、まだまだ若いということを思わせてくれるようなカラーのほうが人生を楽しむことにつながります。
無難な色のフレームにするのだけはやめて欲しいと思います。
参照
老眼鏡フレームの形状とその与える印象
フレームの形状も以下のように分類できます。
- フルリム
- ナイロール レンズの上にだけフレーム
- アンダーリム レンズの下にだけフレーム
- ツーポイント 縁なし
参照
かつて老眼鏡といえばアンダーリムといわれた時代がありましたが、今はすべての形状が揃っています。
ナイロールやツーポイントはシャープなイメージを与えます。
逆にアンダーリムだと優しいイメージを与えます。
このようにフレーム形状でも以前と与える印象があるので、ここも知っておくと良いでしょう。
顔のタイプ別に似合う老眼鏡を探す方法
その他、鼻が高い低い、目が離れている寄っている、目が大きい小さいなど個人ごとにパーツが違いますが、これによっても多少似合うメガネというのは変わってきます。
参照
このカテゴリーの中に個別の顔のパーツによって似合うメガネを選ぶ方法を紹介しています。
似合う老眼鏡を選ぶことにこだわりたい方はチェックして欲しい内容となっています。
老眼鏡レンズの選び方 種類から選ぶ方法
老眼鏡レンズには主に3つの種類に分けることができます。
- 球面レンズ
- 非球面レンズ
- 両面非球面レンズ
一般的には非球面レンズになります。
球面レンズは厚くなる、重くなるなどデメリットもあり今はあまり採用されていません。
両面非球面は価格が2万ほどとなりますが、薄さや見え方のゆがみなどでは一番優れたレンズとなります。
個人的には非球面レンズにして薄型レンズのオプション(プラス3000円程度)をつけておけば十分ではないかと思います。
薄さや重さにそこまでこだわりがなければ非球面にオプションなしでも特に構いません。
また見える距離によって老眼鏡レンズは以下のように分類されます。
- 単焦点レンズ いわゆる老眼鏡
- 累進多焦点レンズ 遠近両用、中近両用、近々両用レンズ
老眼鏡は手元を見ることにしかレンズの焦点は合わせていませんので、手元を見ないときには老眼鏡は外すことが必要です。
一方で累進多焦点レンズは遠距離、中距離、近距離と視線に沿って度数をレンズの適切な位置に入れるので、かけっぱなしにできる老眼鏡レンズとなります。
ちなみに近視などが特になく正視から老眼になった場合には、遠距離部分に度なしレンズにすることも可能で、これだと老眼鏡のようにかけ外しをすることはいらないのといえます。
- 遠近両用 外出や日常用
- 中近両用 室内用
- 近々両用 パソコンやスマホ用
遠近両用は遠くのための度数の面積が5割を占めますが、中近両用は中距離度数が5割を占めます。
近々両用は近距離度数が最大の面積となり、読書やパソコンに適した累進多焦点レンズといえます。
使用用途が上記のように異なるので、その老眼鏡を何に使うのかで決めます。
多くは日常用、パソコン用などで使い分けし、日常用に遠近両用を使い、パソコン用に中近両用と使い分けする場合が多いと思います。
参照
老眼鏡レンズにかかる予算
老眼鏡は100円ショップから雑貨屋、そしてメガネ屋と値段にかなりの開きがあります。
なぜここまでの価格差があるのかということですが、
- レンズの傷予防の度合いが違う
- レンズの耐久性が違う
- レンズのゆがみが違う
- フレーム強度が違う
といったことが原因となります。
100円ショップの老眼鏡もちゃんと見えるのですが、耐久性やかけ心地、疲労度、眼精疲労になる確率などが違うということです。
眼精疲労は老眼を早めることにもなります。
参照
「100円ショップ(100均)の老眼鏡を長時間かけると老眼が進む?」
老眼鏡はフレームとレンズセットですと最低でも3000円以上のものを購入していくと良いでしょう。
遠近両用ではフレーム、レンズセットで1万前後以上のものが良いと思います。
このあたりの価格帯以上ですとレンズやフレームの作りはある程度のものなので、すぐに劣化したり疲れやすいといったことはかなり少なくなります。
老眼は60代に入るまでは度が進むので、それ以後に視力が安定してから3万程度の老眼鏡にしても遅くありません。
当サイトがおすすめする老眼鏡作りでのメガネチェーンは以下のページに説明をしています。
参照
老眼鏡レンズの選び方で必要なもの
老眼鏡レンズについては選ぶときに
- 視力検査
- 瞳孔間距離
のデータが必要となります。
視力検査や瞳孔間距離は
- 眼科で検査を受ける
- 付近のメガネ屋で視力検査を受ける
- 以前作った老眼鏡のデータを使う
ということで入手できます。
老眼鏡を作るときには特に眼科の処方箋が必須というわけではありません。
眼の病気があれば眼科に診察に行くべきですが、そうではない場合にはいきなりメガネ屋に行っても構いません。
メガネ屋では視力検査や瞳孔間距離の検査だけですと無料で受けることができます。
参照
その他老眼鏡のよくある質問は上記のページにまとめていますので疑問点があれば参考にして欲しいと思います。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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