老眼鏡は100円ショップからメガネ屋の本格的なものまで値段の開きがあります。
その1つがレンズの品質にありますが(あとはフレームの作りなどです)、老眼鏡と一口にいわれても種類がいくつかあります。
今回は老眼鏡レンズの種類についてまとめて説明をしたいと思います。
老眼鏡レンズの素材の種類
レンズは以下の2つの素材があります。
- ガラスレンズ
- プラスチックレンズ
結論からいいますとほとんどの老眼鏡レンズはプラスチック製となります。
ガラスレンズは耐熱効果が高い、傷がつきにくいなどメリットもありますが、割れやすい、重いなどのデメリットが敬遠され通常はプラスチックレンズを採用します。
参照
老眼鏡レンズの種類
老眼鏡のレンズは大きくいえば以下の3つに分類ができます。
- 球面レンズ どの部分も度数が同じレンズ
- 非球面レンズ レンズの中心と外側とが度数の違うレンズ
- 両面非球面レンズ レンズの両面が非球面になっている
結論からいいますと一番品質が良いのは両面非球面レンズで、非球面レンズよりもゆがみが少なくなり、薄くなるメリットもあります。
この両面非球面レンズの老眼鏡だと2万はしますが、見え方は格段に違います。
よく老眼鏡をかけて見え方に問題が出て気分が悪くなるという場合もありますが、両面非球面だとこのようなリスクはあまりありません。
今現在ほとんどの老眼鏡は非球面レンズを採用していると思います。
この非球面レンズも
- レンズが薄くなる
- 見え方にゆがみが少なくなる
というメリットがすでにあります。
両面非球面だとこのメリットがさらに強くなるというように理解できます。
老眼鏡の対象距離による種類や分類
また遠近両用レンズという言葉も聞いたことがあるかもしれませんが、老眼鏡といっても見る距離によってレンズ種類もいくつかあります。
- 単焦点レンズ
- 累進多焦点レンズ
単焦点レンズとは要するに一般にいう老眼鏡のことで、文字通りに手元にだけ焦点を合わせて見えるようにするレンズです。
つまり手元を見ないときには外すことが必要となり、日常的に見る距離によってかけ外しが必要となるということです。
累進多焦点レンズとは
- 遠近両用レンズ 30センチから遠くまでを見えるようにする
- 中近両用レンズ 30センチから2メートル程度までを見えるようにする
- 近々両用レンズ 30センチから70センチまでを見えるようにする
というようにさらにそのレンズで見る対象の距離を区別したものとなります。
近々両用となれば単焦点レンズの老眼鏡と用途がどう違うのかと思うかもしれませんが、近々両用は70センチまで対応しているので手元とパソコンなど近くではあるもののやや距離を変えて目線を行き来させるときに使用するべきものといえます。
老眼鏡については30センチ程度が見えるのでパソコンなどには向かずに、主に読書用といえるかと思います。
正視と近視でのかけるべき老眼鏡の違い
ここを見ている人は老眼鏡をかけるかどうかといったタイミングで見ている人が多いと思います。
そのためどの老眼鏡が良いのかと悩むわけですが、
- 正視だった人 100円ショップの老眼鏡でまずはお試し
- 近視、遠視だった人 遠近両用レンズをつける
参照
というように老眼前の眼の状態によって考えるべきとなります。
正視の人はピント調節機能をできるだけ維持するために生活に支障がない程度まで100円ショップの老眼鏡で慣れるということが良いでしょう。
ただし長時間使用は眼精疲労となり、老眼の進行を早めるので注意してほしいと思います。
参照
「100円ショップ(100均)の老眼鏡を長時間かけると老眼が進む?」
正視の人は老眼がもう少し進み、老眼鏡を必要とする時間が増えればメガネ屋で老眼鏡を作れば十分だといえます。
対して近視、遠視の人は老眼の発見時がより遅くなる傾向があり、またすでにメガネをしている場合も多いので、すぐに遠近両用レンズがベストです。
今までのメガネと老眼レンズを1つにまとめるという感じになります。
今までにメガネをしてきているはずなので遠近両用で慣れないということは少ないと思います。
他にも上記のページで老眼レンズを導入するときに悩みやすいポイントについてまとめていますので、レンズの種類以外に疑問があれば参考にしてほしいと思います。
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