メガネレンズには屈折率というものがありますが、視力が悪くレンズが分厚くなる場合でもレンズを薄くすることができます。
またその分レンズも軽くなり、鼻や耳の痛さも軽減することができるのがメリットとなります。
今回はメガネレンズの屈折率がどの程度まであるのかについて説明をしたいと思います。
メガネレンズの屈折率の分布
屈折率の高いものはレンズが薄くなります。
屈折率というのは光を屈折させる能力を示す数値となります。
- 近視 マイナスの屈折率で視力矯正をする
- 老眼や遠視 プラスの屈折率で視力矯正をする
ということで視力の屈折異常となっていて正常に見えない状態を屈折率によって正常にするのがメガネの役割といえます。
メガネレンズの屈折率というのは
- 1.50
- 1.56
- 1.60
- 1.67
- 1.74
- 1.76
プラスチックレンズだとこのような分布になっています。
ガラスレンズですと1.80や1.90まであり薄くなりますが、もともと重い素材のガラスレンズなので重さは感じるかもしれません。
薄型レンズの屈折率とは?
いわゆる通常のレンズといえば1.56までが該当してきます。
それよりも屈折率の高いものが薄型レンズとして出回っています。
一般的な話ですが
- 薄型レンズ 1.60
- 超薄型レンズ 1.67、1.74
というような販売上では呼び方となります。
メガネレンズの最高の屈折率とは?
上記のような分布となっているので最高の屈折率といえば
- プラスチック 1.76
- ガラスレンズ 1.90
となります。
ただメガネチェーンなど市場でよく見かける最高といえば1.67、1.74あたりではないかと思います。
ガラスレンズは市場で見ることも少ないのでもともと特注というような扱いとなります。
屈折率メガネの高い場合の見え方とは?
屈折率の高いレンズは見た目的に
- 目が小さく見えない
- 横から見ても目がひどく悪いとはわからない
- 軽い
など大きなメリットもありますが、見え方にはいくつかのデメリットもあります。
- レンズのゆがみが出る面積が大きくなる
- レンズに色がついたようになる
参照
ということですが、屈折率の高いレンズほど見え方の変調は起こりやすいです。
つまり薄型よりも超薄型となれば見え方の異常を感じる可能性も高いということです。
これだけ見ると薄型レンズを購入するのが不安になりますが、大手のメガネチェーンで一流メーカーのレンズをそれなりの値段で買えばそこまで支障は起きないはずです。
安物のレンズほど薄型レンズで見え方にゆがみなどを感じる場合が多いといえます。
参照
「メガネの予算はどの程度用意するべき?安いメガネは実は損?」
レンズは薄いほうが見た目も重さも軽くなり使いやすいことは間違いありません。
ただしこのようなレンズの値段によるデメリットもあることも知っておくと良いと思います。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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