メガネレンズの屈折率が高いものが最近は流行っています。
薄型レンズ、超薄型レンズなどといわれますが、その厚みと重さはどの程度になるのか実感としてわからないと思います。
メガネ屋にいっても薄型レンズは特注となり実際の感じはつかめないので、今回は計算をした結果をこのページで紹介しておきます。
メガネの屈折率とレンズの厚みと重さの比較
屈折率の高いレンズは薄型レンズなどとなりますが、主に以下のような屈折率があります。
- 屈折率1.60 10%超厚みが薄くなり、重さも軽くなる
- 屈折率1.67 20%超厚みが薄くなり、重さも軽くなる
- 屈折率1.74 28%超厚みが薄くなり、重さも軽くなる
通常のレンズでは屈折率が1.5代となりますが、上記の数字はそれと比較してのデータとなります。
最高の屈折率とはプラスチックレンズで1.76になりますが、約30%程度削減となります。
- 薄型レンズ 1.60
- 超薄型レンズ 1.67、1.74
メガネチェーンでの表記で薄型、超薄型というようなものがありますが、上記のような屈折率となります。
屈折率の高いレンズのメリット
上記のように厚さ、重みが削減されるということで屈折率の高いレンズは
- 目が小さく見える度合いを減らすことができる
- 横から見てもレンズの厚みが軽減できる
- メガネの重みを軽減できる
となります。
特に女性や若い人にとって目の大きさが見た目において重要性が大きいといえますので、屈折率の高い薄型レンズにはメリットが大きいといえます。
屈折率の高いレンズのデメリット
ただしメリットばかりではないのが屈折率です。
屈折率が高いレンズはある種無理に屈折率を出すレンズを作らないといけません。
そのため技術的にどうしても無理があります。
- レンズににじみが出る面積が大きくなる
- レンズに色がついたようになる
といったデメリットもあります。
屈折率を上げるためにレンズの箇所ににじみ、ゆがみが出る部分が出てきます。
もともとメガネのレンズは中心はともかくとして、周辺部分にはゆがみが出るようになっています。
しかし薄型レンズといった屈折率の高いレンズはこのゆがみの出る面積が大きいということになります。
特に安い薄型レンズにすればレンズの見え方が良くないことになる場合が多いです。
参照
「メガネの予算はどの程度用意するべき?安いメガネは実は損?」
ただこの屈折率の高いレンズで見え方などにおいて気持ち悪くなるといった問題を起こすのは主に安いレンズや二流レンズメーカーのレンズを購入している場合です。
しっかりと適正な価格のレンズで、レンズメーカーも一流であればそこまで神経質になる必要もないと思います。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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