メガネは視力矯正の道具ですが、
- 老眼
- 遠視
- 近視
ともプラスかマイナスかの屈折率をつけています。
この屈折率によって視力矯正ができるのですが、屈折率が大きなレンズは近視や老眼鏡でもにじんだり、見え方が悪くなるというような噂を聞いたことも多いかと思います。
メガネの屈折率とは?
念のためメガネの屈折率について説明をしておきます。
冒頭のように視力矯正のために必要なものですが、近視や老眼などはすべて屈折異常という状態で眼の病気ではありません。
逆にいえば屈折が正常に戻れば眼の奥の正しい位置で対象の像を結び、遠くも近くも見えるようになるということです。
つまり屈折率とは光を屈折させる能力を表す数値となります。
- 近視 マイナスの屈折率で矯正
- 老眼や遠視 プラスの屈折率で矯正
というメガネにすることで近視は遠くが見え、老眼や遠視では近くが見えるようになります。
ちなみに老眼とそれぞれの度数と焦点距離について以下のページで解説をしています。
参照
メガネの屈折率が大きなレンズの欠点
最近はレンズ開発も進み、以前ほど屈折率の影響は減ってはきましたが、屈折率の大きなレンズは
- レンズのゆがみが多く出る
- レンズに色がついたように見える
といったデメリットがあります。
もともとどのレンズも特にレンズの端にいくほどゆがみがあるものですが、このゆがみが出る面積が広がるというようにいえます。
ゆがみが出ればその箇所でレンズを通してみようと思えば、多少見え方にも影響が出ますし、特に老眼鏡では気持ちが悪くなったり、また頭痛がするというような症状を出す人もいます。
レンズのゆがみを店頭でチェックする方法
メガネではレンズの品質を気にする人は割合多いのですが、店頭で今回のレンズの屈折率などから来るゆがみなどをチェックしようと思えば見ることは可能です。
- フレームを決める
- 視力検査をしてレンズを決める
- 購入するのと同じレンズの在庫があれば見せてもらう
というような流れを踏むと良いでしょう。
しかし在庫がなければレンズ確認はできませんし、おそらくレンズのにじみやゆがみは肉眼で見てもまずわからないと思います。
特に老眼鏡、遠近両用レンズなどだとテストレンズを使って店内でしばらく過ごすこともありますが、最低でも30分新聞などを読まないとなかなかレンズのゆがみなどが合うかどうかは判断できないと思います。
参照
屈折率と目の大きさの変化
近視レンズは屈折率によって目が小さくなりますし、逆に遠視や老眼鏡では目が大きくなります。
女性の場合、この見た目の変化を嫌う人も多いのですが、対策はいくつかあります。
- 薄型レンズにする(超薄型だとなお良い)
- 頂間距離を短くする
参照
このような方法だと目の大きさが変わりにくくなります。
薄型レンズは屈折率を通常のレンズよりもさらに上げることで、薄くすることを可能にしています。
また頂間距離とは眼とレンズとの距離のことですが、これを短くフィッティングすることで目の大きさが屈折率の影響を受けにくくなります。
プラスチックレンズにするか、また鼻当てのある金属系フレームでも鼻部分の調整で高さを下げるという方法を採用していきます。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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