メガネは光をある角度から入れると特定の色に反射します。
あまりメガネに詳しくないとなぜ完全な透明でないのかと思うのですが、この色はメガネレンズにあるコーティングが原因となります。
コーティングによるメガネの色の変化
一般的には
- 緑
- 紫
- 白
というような反射の仕方をします。
すべてメガネレンズに施されるコーティングが原因です。
緑が一番高価なコーティングがされている証拠で、紫、白となるごとに正直いって安物のコーティングとなっているといえます。
参照
コーティングでレンズが緑に見える理由
緑などに見えるコーティングの正体は反射防止コーティングとなります。
反射防止コーティングによってレンズがテカるということもあって、さらにマルチコート(多層膜コーティング)というコーティングをします。
このマルチコートではフッ化マグネシウムを使用しますが、光の透過率が高いので反射防止の効果が期待できます。
レンズが緑色に見えるのは、フッ化マグネシウム膜による光の干渉効果が原因となります。
つまりフッ化マグネシウムは入ってくる光線の中で緑のみを反射するような性質があるわけです。
コーティングがはがれたときの色は?
異常使用によってコーティングははがれてきますが
- 石鹸、ボディーソープなど中性以外の洗剤を使う
- レンズをティッシュ、タオル、ハンカチなどで拭く
- レンズに傷がつく
- 息をかけて拭く
- お湯や湯気にレンズを当てる
といったようなことはすべてコーティングの傷からはがれの原因となりえます。
コーティングがはがれればおもちゃのメガネのように透明なレンズになります。
しかし
- 光が反射して非常に見えにくい
- 自分の眼の白目が映り込む
などといったことになりかけられるメガネとはいえなくなります。
透明になったレンズは反射防止コーティングも取れているので、見るというレンズには適さないとなります。
参照
ミラーコートと透明レンズ
ミラーコートを希望する人もいるかと思いますが、このミラーコートは
- サングラス
- 偏光コーティング
でしか達成できないものではありません。
通常の度入り透明レンズでもミラーコートは可能です。
コーティング代がオプションなので3000円程度必要になるかと思いますが、技術のあるメガネ屋であれば特に問題なくできると思います。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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