簡単?コーティングを落とす、はがす方法

 

メガネのコーティングに傷、あるいははがれなど劣化が出てくれば見え方に問題が出てくる場合もあります。

見えにくいのでいっそのことコーティングをきれに除去する方法はないだろうかと思う場合もありますが、今回はその方法について説明をします。

 

コーティングをはがす方法

 

コーティングをはがしたり、除去する方法はいくつかありますが、

 

  • アルカリ性の薬剤につける
  • やすりをかける

 

といった方法が簡単だと思います。

やすりをかければレンズ自体に傷ができることが多いので、余計に見えにくくなるということになります。

またアルカリ性の薬剤だとしばらくつけておくとすっかりとコーティングがはがれていることに気づくかと思います。

コーティングは酸にもアルカリにも弱いのですが、綺麗に落とすということに関してはアルカリのほうが適しているといえます。

アルカリ性の洗剤といえば家庭用の洗剤でもいくつかあるはずです。

 

コーティングを落としたメガネの見え方

 

メガネレンズにある角度から光を当てれば緑に見えたりすることがあることを何となく認識している人は多いかもしれません。

これも1つのコーティングの影響なのですが、上記のような方法でコーティングをすっかり落としてしまうと

 

  • レンズが透明のようにクリアになる
  • メガネの後ろからの光をかなり反射してしまうので眼や視界に影響する
  • 見た目的にもおもちゃレンズのように反射するので安物レンズだとわかる

 

というようにレンズの見え方が変わってしまいます。

メガネレンズはコーティングによって光を反射しないようになっていますが、この効果がなくなるのでかけているといろいろな光が入り見にくいと思います。

私も実験をしたことがありますが、勉強をしていても机の光がレンズに映ったり、自分の目も移り込み白色の光がずっと映るという気持ちの悪いこともあります。

また外出すれば信号や車のヘッドライトも入るので、運転中などは危険な場合も多いかと思います。

 

コーティングを落とすのは眼の健康にも影響する

 

反射防止コートも重要ですが、紫外線カットコーティングも眼の健康に重要といえます。

特に古いレンズですと紫外線カットコーティングもアルカリなどではがれる品質になっています。

紫外線は白内障との関係も指摘されていますし、肌や眼の日焼けの影響も最近の研究で指摘されるようにもなりました。

 

参照

あなたがつけるべきはどれ?メガネレンズのコーティング

 

コーティングの除去でなくレンズ交換

 

上記のようにコーティングを落とすのは不可能でありませんし、中途半端な状態だとコーティングをすべてきれいに落とすのはどうだろうと考えてしまう場合もあるかもしれません。

しかし上記のように見え方や眼の健康に影響が出ることもあるので、個人的にはコーティングの劣化が出てくればレンズ交換がおすすめです。

コーティングの修理はレンズ代と同等程度の費用がかかるので、あまり実際には行われていません。

そのため視力検査をして、現在の視力に合わせた度数でレンズ交換をします。

人間の視力は3年程度で変化するともいわれますし、3年程度使っているレンズであればコーティングのはがれや劣化と無関係に交換しても元を取ったと考えることも可能です。

またフレームも安いものを使っていればこの3年という年数で型崩れも起こっていることもありますし、それによって度数や眼の焦点と合っていないメガネとなってしまっている場合もあります。

 

参照

知っていますか?メガネには本当は寿命があること

 

コーティングしかり、フレームしかり最近はファッションのように解釈されることもあるメガネですが、医療用具には変わりありません。

眼の健康、老眼の進行などを考え早めに対応していくのが将来の自分のためといえるでしょう。

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