メガネには意外と知られていませんが寿命というものがあります。
メガネには目にはなかなか見えないかもしれませんが、コーティングがされていて眼の健康を守るために大事なものも施されています。
いくつかの原因によってこのコーティングは早く、あるいは遅くてもはがれてきます。
特にコーティングは紫外線カットなど健康に重要なものもあるので、はがれているというような場合にはレンズ交換をしていく必要があります。
コーティングがはがれる原因とは?
レンズにはもともと寿命がありますので、年数によってコーティングも何も異常な使い方をしていなくても劣化してはがれてくるものです。
しかし
- 石鹸やハンドソープなど中性以外の洗剤を使用する
- お湯やぬるま湯にメガネをつける
- ティッシュ、タオル、服でメガネを拭く
- 息をメガネにかけている
- メガネクリーナーでも100円ショップのものを使用する
などといった使用方法でメガネのコーティングを早い時期にはがしてしまう人もいます。
これらの使用方法ではその時点からコーティングにダメージが蓄積していて、ひょっとすればすでにはがれているような場合もあるかもしれません。
ちなみにコーティングの傷やはがれの程度の確認方法については以下のページで説明をしています。
参照
「メガネのコーティングに傷やはがれがある?その確認方法とは?」
これらの異常な使用方法をしていない、また後述するような安物のレンズにしていないというような場合、コーティングは10年以上持つ場合もあります。
室内用として使用している私のメガネは15年も使っていますが、特にコーティングに影響は出てきていません。
コーティング剤を使用すればコーティング寿命を伸ばせる?
市販で販売もされているコーティング剤というものもあります。
この機能というのは超微細なレンズ表面においてへこんだところを埋めるというようなものです。
そのため汚れ予防というような機能であり、それ以上ではありません。
つまりコーティングがはがれたという場合には寿命となり修復などにはならないといえます。
安いレンズコーティングに要注意!最初からダメージのあるコーティング
メガネは値段と品質とがある程度比例しています。
格安レンズの場合、コーティングにはじめからムラがあるということはよくあります。
もともと見え方いゆがみがあったり、見にくい箇所があったりしますし、コーティングの寿命としては2年ではがれることがはじまるということも珍しくありません。
おすすめとしてはフレームも含めると3万程度のメガネにしておくとこのようなことはまずないと思います。
参照
「格安メガネ店が危険な理由!検眼からフィッティングまでのメガネ作成の違い」
「メガネの予算はどの程度用意するべき?安いメガネは実は損?」
コーティングの傷やはがれは危険?
コーティングは以下のページにも説明をしていますが各種あります。
参照
このうち紫外線カットのコーティングは文字通りにUVカットの効果を持たせるものですが、紫外線と白内障とはその関係性が指摘されています。
古いレンズは紫外線カットコーティングがはがれるような仕様となっていますので危険性が高いといえます。
つまり上記のような異常使用、あるいは寿命を超えたメガネをしていると眼の健康に良くないということです。
単純にコーティングの劣化が激しくなると見え方が曇ったようになったりする支障もあるのですが、最大の危険性とは眼の健康にあるということです。
フレームの寿命にも注意しよう
コーティングの劣化とともにフレームにも寿命というものがあります。
- 汗によるフレームの劣化
- 型崩れ
- ゆがみ
などですが、上記のように予算を適度にかけれているフレームであれば5年、10年は問題ないでしょう。
参照
しかし問題なのはやはり格安フレームです。
もともと作りがしっかりとしていないので3年ほどで型崩れしてきて、修理してもすぐに型崩れという品質のものもあります。
格安フレームは言葉が良くないですが、使い捨てという側面もあって修理するようにできていないものもあります。
フレームの劣化やゆがみで怖いのは眼の焦点と合わず、知らないうちにずれてかけてしまっているということです。
メガネは度数や瞳孔間距離を正確に個人データに設計して作っていますが、これが狂うので度数が弱くなってしまったり、度数が強くなってしまったりと度数の合わない眼が疲れやすいメガネとなってしまうということです。
参照
眼精疲労は老眼との関係性も指摘されていて、フレームの劣化もやはり眼の健康と関係するので注意してほしいところです。
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