メガネはちゃんと使い分けしている人、そうではない人とに分かれますが、使用用途やメガネの度数が想定していない距離に使用することは眼の負担となります。
ただ使い分けするにしても何個程度の度数に分けるべきかは難しいところです。
- 年齢
- 眼の状態
- 予算
- 生活や仕事の環境
にもよるところです。
完全な正解というのは1つしかないのがメガネの使い分けですが、なるべくわかりやすく個々のケースに沿って度数の使い分けについて説明をしたいと思います。
メガネ度数の前提 メリハリをつける
メガネを使い分けすると視力に悪影響というように思っている人もいるようですが、正確にいいますと
「よく見る距離に沿って度数を使い分けする」
というのが眼の負担にならない方法です。
たとえば運転用の遠くが見える近視度数のレンズでスマホ、パソコンをしているとピント調節機能に深刻な影響が出る場合もありますし、20代後半でも初期老眼になる場合もあります。
また逆に近距離用に度数を下げたもので日常生活をしていると動体視力が落ちてくるという場合もあります。
何度もいいますが、見る距離と度数とをマッチさせて使い分けするというのが正しい使い分けです。
使い分けで視力が落ちるという人は、度数が距離と合っていない、パソコンなどで眼を酷使しているなど別の理由のほうが疑いが強いと思います。
参照
「危険!使用用途に合っていないメガネは眼に負担をかけている!」
メガネは3つの度数の本数を使い分けるべき?
この3つという言葉はメガネではよく聞くのですが、どこから来ているのかというと
- 遠距離
- 中距離 2メートル程度
- 近距離 30~70センチ程度
と対象との距離感を3つに分けているところから来ています。
現在ではもっともよくポピュラーな距離感の分け方で、ある意味ですべての人に正解な度数の使い分けといっても良いと思います。
20代から30代のメガネ度数と本数の使い分け
ただ若いうちはそこまでメガネに予算はかけられないということも多いかもしれません。
そのため
- 日常用 室内用以外の用途で使う
- 室内用 読書、パソコン、スマホ、勉強用
というように2つに分けるという方法もあります。
たとえばこの年代ですと近視という場合が一番多いかもしれませんが、日常用では完全な近視メガネにし、室内用では2つから3つ程度近視の度数を下げたものを使用します。
ちなみに私もこの2つの使い分けを今はしています。
室内用ということで
- 中距離用の度数
- 近距離用の度数
とどちらの度数にするかも選択の余地はあります。
これについてはどちらの距離感を一番よく見るのかで決めていきます。
私は中距離と近距離の中間程度の度数にしています。
メガネ度数や本数の使い分けは何歳からするべき?
メガネを複数持って使い分けするとなると年寄りくさいと思うかもしれませんが、
- スマホ
- パソコン
- ゲーム
などをするなら何歳でも使い分けをしたほうが良いでしょう。
これらの電子機器はそれだけ眼に良くないものですし、このようなものの登場によって老眼になる年齢が10年以上も早くなってきているわけです。
仕事、プライベートの両方で使うという場合には度数の使い分けは必須といって良いかもしれません。
特に自分では意識していませんが、スマホ、パソコンの登場によって眼精疲労になっている人は急増していると思います。
以下のページにある特徴に該当するのであれば早急に度数の使い分けはするべきといえます。
参照
近視以外でのメガネの使い分け
近視以外でも、老眼、乱視、遠視、正視から老眼などというような状態での度数の使い分けも気になる方もいるかと思います。
これについては以下のページで個別に解説をしています。
参照
日本人はメガネを何個持ってる?本数の平均は?
メガネを何個持っているのかというデータがあるので紹介したいと思います。
日本人の約8割が何かのメガネを持っているということですが、
- 1個 27%
- 2個 27%
- 3個 15%
- 5個以上 7%
というような分布となっています。
1個しかまだメガネを持っていないという場合、数年前に近視レンズをかけるようになったなど最近メガネを購入した人もいます。
しかし最近はパソコン、ゲーム、スマホがかなり浸透しているので早々に2個目を購入しなければいけない日もくるでしょう。
電脳生活をしていれば視力は3年で変化してきて、度数変更をしなければ生活に支障が出てくる場合が多いです。
ちなみに日本人の平均メガネの本数は2.71本といわれています。
1本をはるかに超えるのも驚きですが、3本に近いのもかなり驚きです。
参照
メガネ屋の店員は何個の本数メガネを持っているの?
ちなみに参考資料としてですが、私の知っているメガネ屋店員が何個メガネを持っているのか紹介しておきます。
- 5個以下 3人
- 10個以内 4人
- 10個以上 7人
私の知り合いだけなのでそう多くはないですが、一般のデータよりもかなり多くのメガネの本数を持っていることがわかります。
特にメガネ屋に入社すればメガネを買わないといけないということもないのですが、メガネ屋に勤務していると次々と新作が目に入るので買ってしまうということが多いです。
ちなみに私も10個以上はメガネをのべで購入していますが、何個かはすでに壊れているので10個以内が自宅に今もあるという感じになっています。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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