会社、あるいは市町村などで健康診断を受けるかと思いますが、そのときに視力検査でいろいろと疑問に思うことはあるものです。
眼のことなのでちゃんとするべきだと思いますし、また仕事や生活への影響、そして将来の眼についてのことも視野に入れて考えるべきだといえます。
今回は健康診断の視力検査とメガネについて説明をしたいと思います。
健康診断の視力測定は裸眼?矯正視力?
健康診断の視力測定は基本的に
- 裸眼の人は裸眼のみ
- メガネ、コンタクトの人は裸眼はなしで矯正視力のみ
となります。
会社の健康診断では特にこのような傾向が強く、メガネやコンタクトで外した状態の裸眼でも測定するということは非常に少ないといえます。
会社の健康診断は労働安全衛生法という法律に沿って行いますが、そこでは裸眼測定の義務がないからといえます。
健康診断の視力検査で見えすぎるのも良くない?
年齢がいっても視力検査で両目とも1.5など非常に高い視力を維持している方もいます。
私は近視なので非常にうらやましいのですが、年齢がいくと医師から
「視力が良いので年齢がもう少しいくと困るかも」
と言われてしまう場合もあります。
視力が良ければ良いほどベストだと思っている場合には疑問だと思いますが、このような場合には老眼になりやすいという点から話をされていると考えられます。
一般に視力の良い人は老眼の兆候が出てくるのが早いといわれています。
30代後半から40代にかけて老眼の兆候が出てくるのが通常ですが、それよりも早く老眼の前兆を感じる場合もあります。
ただ老眼といっても最近は老眼とわかりにくいメガネも出ていますし、またコンタクトという対応方法も開発されました。
無理に視力を落とそうとせずに自然に生活していくと良いと思います。
参照
メガネをかけた状態での健康診断で左右の視力に差があると指摘された
健康診断の視力検査では左右それぞれの視力測定をします。
このときメガネをかけていればだいたい同じような視力となってバランスが取れているほうが望ましいといわれています。
たとえば左右とも1.0程度などという感じです。
しかしメガネによっては
- 左 1.2
- 右 0.6
などとかなり視力の矯正度合いに差があるような状態となっていることが健康診断で判明する場合もあります。
片目だけ何かの眼の病気で視力が出ないという場合には仕方のないことですが、あまり左右の矯正視力に差がありすぎるのも良くはありません。
眼の疲れや負担感を日ごろ感じている場合にはメガネ屋でバランスの取れた視力矯正になるようなメガネレンズに変更してもらうようにしましょう。
また眼に異常を感じる場合には眼科に相談します。
参照
健康診断で視力低下が判明。メガネは作るべき?
一方、今まで裸眼できていて健康診断で予想よりも視力低下となっていることが判明する場合もあります。
どのラインでメガネを作るべきかと悩むことは多いかと思いますが、運転免許更新の基準を紹介しますと
- 片目でそれぞれ0.3
- 両目で0.7
この2つともの条件を満たさないと運転免許更新はできないとされています。
また眼精疲労の観点から考えますと、遠くを見るときに眼を細めるようなしぐさを無意識にしている場合にはメガネを使ったほうがそろそろ眼の負担という観点では良いといえます。
眼に負担をかければ視力低下につながることもあるので、このようなタイミングを基準にメガネを検討するべきといえるでしょう。
参照
「運転免許更新の視力検査に落ちて免停にならないメガネ作成方法」
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