金属系フレームといえば最近はチタンフレームというような時代ですが、「チタンフレーム」といってもその内容はかなり違いがあります。
チタンは耐久性にすぐれた材質ではありますが、安い「チタンフレーム」ですとその純度は低いために案外早くに寿命を迎える場合もあります。
チタンフレームの含有率の違い
メガネを見れば値段がかなり違うこともわかりますが、正直いってその値段は品質に違いと直結しているといって良いです。
- レンズの品質
- フレームの品質
- アフターサービスの程度の違い
などといったところに値段の差が出てくるのですが、一応安全なメガネとしては予算3万以上となってくるといえます。
チタンフレームに関してはチタンの含有率と値段とがある程度比例しています。
この値段程度以上になれば10年以上持つチタンフレームもあります。
昨今それ以下のチタンフレームメガネも多数販売されていますが、チタンフレームと表現するほどの強度がそもそもないという場合は非常に多いです。
参照
「格安メガネ店が危険な理由!検眼からフィッティングまでのメガネ作成の違い」
「メガネの価格、値段に違いがある原因!レンズとフレームの品質の違い」
チタン含有率でのチタンフレームの分類
一口にチタンフレームと言われてしまうこともありますが、チタンフレームは以下のように分類されます。
- 純チタン
- 粗悪なチタン
- 一部チタンでないパーツもあるチタンフレーム
粗悪なチタンというのはチタン以外の不純物を含めたままフレームにしているチタンフレームのことです。
不純物が含まれていて、そのために劣化が早くなります。
上記でもいいましたが純チタンですと10年以上寿命があるタイプもありますが、そうではないものだと3年程度で劣化してくるものも多いです。
一般に「チタンフレーム」とされているものの実際には安く純チタンでない場合には3~5年程度で寿命といって良いと思います。
チタンフレームの表面塗装と寿命
チタンフレームは一般に金属アレルギーを起こしにくいといわれますが、それでも表面塗装されていることが確認できると思います。
この塗装処理も値段によってかなり品質が違います。
- イオンプレーティングメッキ
- 電気メッキ
- 塗装
と大きく分けて3つの塗装方法があります。
一番長持ちなのはイオンプレーティングメッキですが、この場合メガネの値段もそこそこするようになります。
参照
品質の悪い塗装ですとやはり3年程度ではげてきたりするのですが、その修理や塗装のやり替えとなると費用は5000円前後かかってきます。
チタンフレームの寿命と視力への影響
上記の予算以下の格安メガネもかなりの数使用されていますが、
- フレームのゆがみ
- 型崩れ
- 塗装のはげ
といった点で寿命となってきます。
型崩れといえば影響はないような気もするかもしれませんが、一番の問題はレンズが正常な位置に維持できないことです。
このため度数の合っていないメガネをしているようなもので、眼精疲労となり視力に影響してきたり、また老眼を早めるような場合もあるということです。
参照
「危険!使用用途に合っていないメガネは眼に負担をかけている!」
上記の眼精疲労の特徴に該当していればチタンフレームの劣化や寿命を疑うとともに、使用用途に合った度数を使い分けできているかもチェックするべきです。
度数というのは想定距離というものがありますが、運転、日常、パソコン、スマホなど1つの度数でずっと生活しているのは眼に良くありません。
これも老眼を早めることになるので、見るべき対象の距離に沿った度数の使い分けをしていく必要があるということになります。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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