メガネの度数には単位が専門的にあります。
学校の視力検査で1.0や0.5、またB判定など視力の表現方法はいくつかありますが、また度数の単位というのは違ったものとなります。
参照
メガネの度数というのは案外わからないものですし、普段からメガネをしていても知らないこともよくあるかと思います。
その中で度数の単位についてよく質問のある項目について今回は解説をしたいと思います。
メガネの度数の単位
メガネの度数の単位とは「D(ディオプトリー)」といいます。
メガネの保証書にはこのDで度数が表記されています。
メガネの度数については0.25D~9D程度まであり、Dの前の数字が大きいほど視力が悪くてきつい度数をしているということになります。
ちなみに以下のページでも表で説明をしていますが、メガネの度数の単位というのは0.25Dずつ上がっていくように単位が決められています。
一気にメガネの度数を何段階も上げることは異常?
メガネの度数は視力によって上げていくことが多くの場合には続いていきます。
通常多くの場合、度数を1つ上げる(つまり0.25Dずつ)というような設定方法となってきますが、まれに2~3つなど一気に度数の単位を上げるような設定をメガネ屋にされてしまう場合もあります。
これはいくつか可能性がありますが、
- パソコン、ゲーム、スマホで眼の酷使による視力の悪化が一気にあったこと
- 久しぶりのメガネ作成で度数が大幅に変わっていたこと
- 以前のメガネが度数を緩めに設定していたこと
- メガネ屋の度数単位の設定ミスがあったこと
多くはこのようなことが原因ではないかと思います。
一番多いのは視力悪化の進行ですが、最近はゲームやスマホで眼精疲労になる人が非常に多いので度数単位を3つ一気に上げるという場合も多いと思います。
眼精疲労は老眼の進行も進ませるのですが、30代近くになれば眼精疲労にはそろそろ注意するべき年代といえるでしょう。
参照
AXという度数の単位は頻繁に変わるのか?
Dが度数の単位ですが、保証書などではSPHと表記されます。
他にAXという度数単位もありますが、この数値は乱視角度を表します。
つまり乱視がない人には関係なく空白となっているのですが、このAXは度数を変えずに作成する場合でもこの数値だけ変わるということもあります。
AXが多少以前のメガネと違った数値でメガネを作られていても特に気にする必要はなく、むしろメガネが届いたときの見え方チェックをよくしておいて欲しいと思います。
AXが多少変わるのはよくありますが、その変化が正常で見え方も特に問題なければ設定ミスなどではないとなります。
参照
度数単位を一気に3つも緩めるケースとは?
逆にメガネの度数単位を一気に何段階も緩めるようなケースもありますし、またそうするべきときもあります。
- 遠距離 日常、運転用
- 中距離 室内用
- 近距離 スマホ、パソコン、ゲーム用
メガネの度数というのはただ強ければ良いというものでなく、そのメガネで主に見る距離が見えるちょうど良い度数にするのがベストです。
たとえば近視レンズについては度数単位が合っていないと
- メガネの度数が強い 見えすぎで眼精疲労になる
- メガネの度数が弱い 遠くが見えないなどで動体視力に影響する
このような影響があります。
参照
「危険!使用用途に合っていないメガネは眼に負担をかけている!」
たとえば私の場合、運転など日常的に使用していたメガネをパソコン用に用途を変更する場合には度数を3つ程度一気に下げます。
見る距離が近いので、度数単位を緩めることで眼にしんどさを感じなくなるのですが、もし同じように特に近くについて見えすぎでしんどいというような感覚があれば度数をゆるめるということをおすすめします。
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