かつて隆盛を誇ったセルロイド製のメガネフレームですが、今はアセテートの時代となりました。
プラスチックフレームというのは全体的に今も流行っていて、ブランドでもかなり多い素材となります。
しかしそのプラスチックフレームの材質は具体的にはすでにセルロイドではないという場合が非常に多いです。
セルロイドのブランドを紹介
セルロイドにこだわったブランドとしては以下のようなブランドが特に有名となっています。
中でも最も有名なのは泰八郎謹製だといえます。
私も個人的に好きなブランドです。
泰八郎謹製から歩まではすべて日本製のブランドで鯖江産となります。
- 泰八郎謹製
- 角矢甚次郎
- ツェツェx越前國甚六
- 千一作
- 歩(AYUMI)
- 金子眼鏡
千一作、歩以外はこのページの下のほうに紹介していますOh My Glassesでメガネが取り扱われています。
セルロイフレームが衰退した理由
冒頭のように今はアセテート製のプラスチックフレームが全盛です。
近所のメガネチェーンにいってプラスチックフレームを手にとればそのほとんどはアセテートとなっていて、セルフレーム自体を探すのも苦労するはずです。
もともとセルロイドはメガネでよく使用されていたので、アセテートと比較して大幅に材質が劣るということでもありません。
ただ以下のような点でアセテートのほうがベターといわれ、今はアセテートに首位を譲っただけです。
- 発火しやすい
- においがする
普通にメガネをかけるだけであれば特にセルロイド製のブランドメガネをしていても特に事故や問題は起きないと思います。
参照
値段から見るセルロイドブランドの比較
ブランドといえば何か高いメガネというイメージもしますが、実際に高いところもありますが、そう普通のノンブランドと価格が変わらないものもあります。
ずばり予算があまりないという場合にセルロイドフレームが欲しいという場合には角矢甚次郎を選択すると良いでしょう。
フレームは2万前後からありますので、割合手は届きやすい価格となっていると思います。
角矢甚次郎は七枚蝶番といって蝶番が非常に珍しいことが特徴となります。
今では他のブランドは採用していない、採用できない幻の技法ともいわれますが、値段は安めな割に職人レベルが高く満足できるメガネとなっています。
品質から見るセルロイドブランドの比較
値段はいいので技術や品質の高いところを知りたいという場合もあるかと思います。
この場合にはズバリ泰八郎謹製をおすすめしたいと思います。
- 鯖江でも1位の技術を持つと定評がある
- ノー芯加工によってフレームが透き通って向こうが見えるほど
といったセルロイドを極めたようなレベルで個人的におすすめしたいセルロイドブランドの1位です。
値段は4万前後からとやや値は張りますが、十分それに見合った技術が詰め込まれたメガネとなっています。
月200本しか生産できないほど丁寧に作られているので、早めに注文しなければ納期が遅れやすいブランドでもあります。
参照
金子眼鏡のセルロイドブランドの特徴
名前の通りに日本のブランドですが、他にも特徴があります。
- セルロイド製でフレームに艶があること
- セルロイドフレームに重厚感や温かみを感じること
- ノー芯加工による作成
- フレームには透明感でなく、重厚感があること
と作りは泰八郎謹製と似ているところもありますが、フレームの透き通った感じではなく重厚感を印象として出すのがこの金子眼鏡のセルロイドの特徴となります。
値段的には3万前後から購入できるブランドとなります。
ツェツェx越前國甚六のセルロイドブランドの特徴
越前國甚六とのコラボブランドで、2つの技法がミックスされたセルロイドブランドです。
- ツェツェブランドのおしゃれなデザイン力
- 越前國甚六のセルロイド技法
とがミックスされたブランドです。
このセルロイドブランドの特徴としては
- フレームにセルロイド特有の艶があること
- フレームに透明感をも出しセルロイド特有の重い印象をなくしたこと
- フレームが変形しにくい
- 飾り部分には、人体との親和性が高いサンプラチナを使用している
といったセルロイドの良さを最大限に残しつつ、デザインと安全性を両立させているブランドとなります。
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