メガネには視力測定を行いますが、今現在はすでに機械導入をほとんどのメガネ屋や眼科は行っていて専用の測定器による測定となっているはずです。
機械測定なのでどこの測定器による結果も同じと思いがちですが、若干の誤差が出る場合もあります。
同じような測定器による結果であるにもかかわらずなぜ誤差が出てくるのかについて解説をしていきます。
メガネ屋の測定器の種類
メガネ屋、眼科にある測定器は正確にいえば2つの種類があります。
- 投影式
- 接眼式
接眼式では測定を終えるたびに調整を行わないといけません。
ゼロ調整に戻し、そこから新しい次の測定を行います。
特に複数の担当者で測定を次々とするシステムのところではこのゼロ調整にすることを忘れてしまってという場合もないわけではありません。
一方の投影式ではこのような調整は必要なく、いきなり次の測定を行っても良いとなります。
メガネレンズの度数測定の結果も違うこともある理由
たとえば今持っているメガネを持っていき、その度数測定をしてもらう場合もあります。
その測定で出てくる度数で新しいメガネを作るといったようなケースが考えられます。
この場合のレンズの度数測定も
- 手動式の投影レンズメーター
- デジタルのレンズメーター
といったような種類があります。
結論からいいますとこの場合デジタル式のほうが正確という場合が多いです。
手動式のほうは知識や経験が必要なので、それらが不足していると多少誤差が出てきます。
しかしデジタル式は機械が自動的に度数測定をしていくので知識がなくても極端にいえばまったくの素人でも簡単に度数測定ができます。
この2つの方法でレンズの度数測定をすれば当然誤差が出てきますが、たとえば手動式のほうでレンズメーターを使ってそれを元にメガネを作るとします。
この場合、どの程度メガネのかけ心地が違うのかといいますと意外とわからない程度の違いしかないといって良いと思います。
一番難しい視力矯正としては乱視がありますが、よほどきつい乱視でないとこの両者の違いは出てこないといって良いです。
手動式は言い方が良くないですが古い機械で、今は新しくこの手動式を導入するところは少ないのではないかと思います。
メガネチェーンでも経営がしっかりとしているところだと今はまずデジタル式になっていると思います。
メガネ屋によって視力測定の結果が違う
たとえばAというメガネ屋で視力測定をし、次に別のBというメガネ屋でも視力測定をしたとします。
この場合、0.25程度の誤差が出るということはしばしばありますが、その原因としては
- 接眼式でゼロ調整を忘れている
- 測定方法による問題
- レンズの状態による問題
といったことがありえます。
また可能性として低いのですが、上記すべての原因が同時に起きれば0.5程度の誤差が出る場合もあるかもしれません。
メガネ屋に度数測定は一度眼科に行ってからと言われた
通常メガネ屋に行く、あるいは電話で相談するという段階において度数測定で眼科に行くように勧められることは非常に少ないです。
特にメガネチェーンですと専用の測定器があり、少し慣れれば誰でも視力測定、度数測定はできるので、このように眼科の度数測定や処方箋を持ってくるように言われてしまうには何か理由がある場合が多いのではないかといえます。
たとえば
- 度数測定の機械が故障している、またはない
- 以前から度数測定でトラブルの多い店舗である
などです。
参照
今使っているメガネと同じ度数で度数測定なしでメガネを作るのは正しい?
最近は格安メガネ店だと今使用しているメガネと同じ度数でメガネを作ることを勧めるところもあるようです。
しかしそのメガネの使用年数なども確認せずにこのように勧めるのはやや無責任な気がします。
人間の目の視力は3年ほどでいくらか変化することが多く、特にパソコン、スマホ、ゲームで眼を酷使する場合にはこの傾向は顕著になります。
メガネ屋の測定器でしっかりと測定してメガネの度数測定はするべきといえるでしょう。
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