偏光レンズというのはまぶしさ、ギラつきなどを緩和するためのレンズとなります。
一見運転用として、日光の明るさやまぶしさ、あるいは夜の対向車のヘッドライトなどをカットするのに向いてそうにも感じるのですが、そうでもないといえます。
偏光レンズは度入りも可能?
運転という場合に近視などで度入りメガネをしなければいけないという人も多いかと思います。
偏光レンズは度入りにして作ることは特に問題ありませんので、この点はクリアできます。
ただ後述しますように偏光レンズは度数を強くすればより見にくくなるというようになっています。
- 遠近感が狂う
- 歪んで見える
通常のメガネと同じような度数にすればこのように視界に影響が出てきます。
そのため度数をいつもよりも落として作るのが基本となります。
ただそれだと運転用としては使いにくい、見にくいということもあるのでこの点も偏光レンズは運転で使用しにくい原因となります。
参照
「偏光レンズの度付き設定方法!透明に一番違い偏光レンズとは?」
偏光レンズで運転をしてはいけない?
偏光レンズは日中の運転であれば基本的に適したものといえます。
道路のギラツキなどを緩和してくれるので眼は楽になるかと思います。
ただ全員が快適に運転できるということまではいえず
- 遠近感が狂う
- ゆがんで見える
というような見え方をするのであれば使用するべきではありません。
普段のメガネと度数をまったく同じ、あるいは強くすると遠近感が狂うという現象が起こる人はいるようです。
参照
夜間運転で偏光レンズをかけるのは危険?
偏光レンズというのは結構薄いカラーのレンズでも視界が暗くなります。
そのため夜間運転は非常に危険と思って良いでしょう。
事故を起こす確率は上がると思いますので、絶対に使用はやめてください。
夜間運転で偏光レンズをしようという人には対向車のヘッドライトがやたらまぶしく感じるという人が多いのですが、
- 乱視がきつくなった
- 眼病の兆候がある
などと別の要因が多いです。
偏光レンズよりも対向車のヘッドライトがやけに明るく感じ、眼が疲れる原因の特定を眼科でしていきましょう。
夜間運転で偏光レンズをしたまま事故をすれば事故責任をより大きく追及される可能性もあり一生を棒に振る可能性もあります。
偏光レンズと暗いトンネルでの見え方
偏光レンズは視界が暗くなるので暗いトンネルでは見え方がどうだろうと思う人は多いかもしれません。
結論からいいますとやはり暗くなるので多少見にくくなることは間違いありません。
しかしこの点はサングラスや調光レンズでも同じです。
調光レンズは紫外線の量でレンズが明るくなったり、暗くなったりしますが、トンネルに入って暗くなったからといってもすぐに明るくなるわけでもありません。
そのためトンネルということに関してはこの3つは特に大きな違いはないといって良いでしょう。
ダッシュボードの反射光を抑えるレンズはどれ?
車の運転中にダッシュボードに光が入り、それが反射して前が見にくいという現象があります。
この現象についてはサングラスでも偏光レンズでも緩和することができます。
サングラスVS偏光レンズ どっちが運転に良い?
調光レンズは紫外線によって明るさを自動的に変えてくれるので一見良さそうですが、車のようなスピードで動いていればその色の変化のスピードはほとんど役に立ちません。
あとはサングラスと偏光レンズということになりますが、見え方としては偏光レンズのほうが運転には向いていると思います。
まぶしさを軽減するという意味では2つとも似たような機能となりますが、
- サングラス ただ視界を暗くするだけ
- 偏光レンズ やや暗くなりギラツキを抑える
ということでギラツキを抑える機能がある分、偏光レンズのほうがどちらもかけたことのある私としてはおしたいと思います。
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