メガネの紫外線透過率!その数字の意味や質問に回答します

 

メガネには紫外線カットコーティングがほどこされている場合がかなり多いです。

しかしレンズごとに紫外線透過率といってその機能と強弱に差があるようになっています。

レンズ購入前にこの紫外線透過率について迷う場合はありますので、今回は今までにあった紫外線透過率についての質問とその回答についてまとめておきたいと思います。

 

紫外線透過率の数字の意味とは?

 

紫外線透過率はたとえば10%、20%などといろいろな表記数字となっていますが、一般的には紫外線カット率を記載しています。

つまり

 

  • 紫外線透過率10% 90%の紫外線をカットするという意味
  • 紫外線透過率20% 80%の紫外線をカットするという意味

 

となっていて、紫外線透過率の数字は小さいほうが優秀なレンズということです。

 

紫外線透過率とUVカット率との意味とは?

 

よく似た言葉にUVカット率というものがあり、サングラスによく使用される表記となります。

結論からいいますと紫外線透過率とUVカット率とはまったく逆の意味となります。

 

  • 紫外線透過率 紫外線がレンズを通る割合
  • UVカット率 紫外線がレンズを通らない割合

 

となっています。

上記の例でいいますと紫外線透過率10%ということは、UVカット率が90%ということです。

つまり紫外線透過率とUVカット率とは合計すれば必ず100%になるということです。

 

参照

メガネのUVカットレンズの4つの効果とは?

 

紫外線透過率の差はどの程度で劇的な影響をしてくるのか?

 

眼あるいは眼から肌の焼けなどを心配する人は増えてきました。

紫外線透過率は上記のようにレンズによってかなりの差がありますが、たとえば紫外線透過率が5%と1%でどの程度影響してくるのかということですが、結論からいいますとあまり影響がないといっても良いかもしれません。

もちろん紫外線透過率が低いほうが良いことは良いのですが、数%というと体感的にはほとんどわからないという程度といって良いということです。

迷えば紫外線透過率は低いほうが良いことは間違いありませんが、レンズ代が高くて支払えないという場合には数%の違いだと無理をしなくても良いということになります。

 

左右のレンズで紫外線透過率が違う?

 

通常メガネレンズは左右の紫外線透過率を揃えて出荷なりを行います。

従って左右レンズの紫外線透過率が異なるということは考えにくいです。

しかしもし紫外線透過率の表記が左右で違うという場合にはいくつか理由が考えられます。

 

  • そのレンズの品質が良くない
  • 外国製でいい加減な作りになっている
  • ただの紫外線透過率の表記ミス

 

ただいえるのは紫外線透過率が左右でズレているというようなレンズはおすすめしません。

もし本当に左右の紫外線透過率が違うという場合にはレンズ交換をしたほうが良いと思います。

 

紫外線透過率を測定できるのはどのメガネ屋か?

 

ごく少数ですがメガネ屋には紫外線透過率を調べてほしいというような要望も入っています。

たとえばすでに購入したレンズの機能が信用できないようなお客さんになりますが、紫外線透過率を調べるメガネ屋というのは基本的に存在しません。

機械がないということが一番の理由です。

紫外線透過率の測定は専門の機械が必要となっていて、レンズメーカーにそのような機械が置かれています。

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