サングラスは気軽に購入してかけるという場合が多いかもしれませんが、質の悪いサングラスは案外多いものです。
もともと紫外線を防ぐということを目的としてレンズですが、質の悪いものになればサングラスのカラーが逆効果になり
「紫外線をより眼に入りやすくするサングラス」
となってしまう場合もあります。
眼の健康に良くないサングラスにだけは注意して欲しいと思います。
サングラスではＵＶカットがないものもある？
サングラスといえば
- まぶしさを防ぐ
- 紫外線を防ぐ（ＵＶカット）
という2つの目的を期待したレンズとなります。
ただ一部のサングラスには色をつけただけで紫外線カットをしないようなものもあります。
特に安物に多い特徴ですが、これは大きな危険性を持ちます。
- カラーレンズをかけると人間の瞳孔は開く傾向にある
- その状態で外出すれば紫外線が瞳孔により入りやすくなる
サングラスでもＵＶカットになっていない場合にはただのカラーレンズと同じです。
サングラスの色がきついので紫外線は大丈夫と考える人も多いのですが、色のきつさと紫外線予防とは関係性はありません。
逆に色が薄目のサングラスでもＵＶカット率が高いものもあります。
この場合瞳孔を開いた状態となり、まぶしさを減らすことはできますが、紫外線は裸眼時よりも入りやすくなるということになります。
紫外線は
- 白内障
- 老眼に早い時期になってしまう
- 美容にも影響が出る場合もある
との関連も指摘されますが、カラーレンズとなってしまっているサングラスには危険性があるということは知っておいて欲しいと思います。
参照
かけると気持ちが悪くなるサングラスもある
最近はファッション感覚の強いサングラスが特に多いのですが、上記のＵＶカットをしていないサングラスとともに
- レンズがゆがんでいる
- 光軸が狂っている
といったサングラスがかなりあります。
このような視界を正常に保てないサングラスをかけていれば遠近感が異常になったり、気持ちが悪くなるということもよくあります。
また運転中にこのようなサングラスをしていれば事故の危険性もあったり、歩行中でも転倒の可能性もあるということです。
最近のサングラスとしてカーブのきついものが流行していますが、カーブがきついことも大きな原因といえます。
カーブがきついということはそれだけレンズの加工も難しいということですが、安物のサングラスでは加工をほどほどにしていますのでゆがみや焦点のずれを引き起こします。
サングラスはどこで購入するべき？
サングラスは上記のように
- カーブ
- フィッティング
- ＵＶカット率
など案外危険性があるものもあるということです。
ファッションのようにかける人も多くなっていますが、白内障、美容、老眼を考えてもしっかりと選ぶ必要があるといえます。
サングラスは現在以下のような店で購入できます。
- 服屋
- 雑貨屋
- 100円ショップ
- メガネ屋
その他にも販売しているところはありますが、基本的にはメガネ屋での購入をおすすめします。
というのもメガネ屋以外ではフィッティングという概念がないので焦点と合っていないサングラスをかけることにもなりますし、眼への影響もありえるからです。
また気に入ったフレームにある程度自由にレンズの色を変えるといったカスタマイズもできるのでファッション的にもメガネ屋のほうが融通がきくというのもあります。
危険なサングラスは自分で判断できるのか？
上記のようなサングラスを持っている方もいるかもしれませんが、このような粗悪品かどうかは判断するのは専用の機械（ＵＶ測定器）が必要となります。
メガネ屋の店員でも目で確認しただけでは紫外線やゆがみなどはチェックできないと思います。
そのため
- 購入する場合には紫外線カット率をチェックする
- カーブがきついサングラスの場合にはしっかりとした値段のものを購入する
ということは注意しなければいけません。
参照
「格安メガネ店が危険な理由！検眼からフィッティングまでのメガネ作成の違い」
ファッション的に似合いやすいサングラスを選ぶ方法
サングラスも通常のメガネと同じように似合うかどうかは顔、体、そしてメガネの形などで変わってきます。
サングラスに関しては
- 顔が大きな人は大き目のサングラスで顔を小さく見せる
- 身長が高くない人は小さ目のサングラスでバランスを取る
- 彫りが深い人はウェリントンやティアドロップが似合いやすい
というようなところがファッション的なサングラスの選び方となります。
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