メガネは使用しないときにはメガネケースに入れますが、案外正確な入れ方、たたみ方というものは知らないものです。
このメガネケースへの入れ方、たたみ方でもレンズに傷をつけたり、またフレームの型崩れを起こしたりといった場合もあるので正確な情報を知っておきましょう。
メガネケースへのメガネの入れ方、たたみ方
順番としては以下のようにして入れます。
- メガネケースの下にメガネ拭きを引く
- メガネのテンプルを左、右の順番にたたむ
- レンズを下にしてメガネ拭きにレンズが接するように入れる
- メガネケースを閉じる
テンプルは一般に左、右の順番に入れるとアドバイスされることが多いと思いますが、これは実は右からでもフレームの型崩れは起こしません。
ただ左からたたむほうが置いたときに安定しやすいので左からといわれるのです。
ごくまれに右のテンプルからたたむとレンズに傷がつくというような噂を聞くかもしれませんが、そのようなことはありません。
右からでもそこまで深刻なデメリットはないので安心して欲しいと思います。
特に問題なければ無難に左からテンプルはたたむほうが良いと思います。
メガネケースごと持ち運ぶ場合の入れ方、たたみ方
メガネを常用でなく持ち運びし、特定のシーンでだけかけているという場合もあるかと思います。
この場合、メガネがケースの中で動くので、ケースの内部とレンズとが接触してレンズに傷がつくこともあります。
特にケースの大きさがメガネを入れても余裕がある場合には上記の手順でメガネ拭きを引くというところだけ変更してください。
- メガネを外す
- レンズにメガネ拭きをくるむ
- 左、右の順番にテンプルをたたむ
- レンズを下にしてメガネケースに入れる
メガネ拭きを風呂敷のようにしてメガネケースとレンズとが中でこすれないようにしていくのが移動時のメガネケースの入れ方となります。
移動時にメガネケースを使用する場合には、あまりメガネに対して大きすぎないケースが向いています。
いくらメガネ拭きでくるんだとしても中で動くことでフレームに衝撃は伝わりますので、メガネが中で動きすぎないケースにしておきましょう。
スタンド式メガネケースのデメリット
ソフトケースといって踏んでも中のメガネが破損しないようなケースが今でも一般的です。
しかしソフトケースといってメガネを立たせた状態で入れるメガネケースも今ではあります。
たしかに見た目はかっこうが良いのですが、ホコリがレンズに非常につきやすいというところがあります。
そのホコリを
- いきなりメガネ拭きで拭く
- ティッシュ、服、タオル、ハンカチで拭く
- 石鹸やハンドソープで洗う
といったことはレンズのコーティングに致命的なダメージを与えます。
参照
「正しいメンテナンス方法 洗い方や拭き方でコーティングがはがれる?」
スタンド式でも良いのですが、正しいメガネの洗い方や扱い方は知った上でスタンド式のメガネケースを検討しておきましょう。
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