メガネが壊れたという場合はしばしばありえることですが、その応急処置をしてとりあえず間に合わせたいということを考える人は多いのではないかと思います。
スペアのメガネやコンタクトレンズがあればそれを代わりに使用すれば良いのですが、スペアがない、または古いので視力と合っていないというケースもあるかと思います。
このような場合に応急処置をするわけですが、いくつかある応急処置でも絶対にしてはいけないものもあります。
最終的にメガネ屋に修理を依頼したときに修理できなくなったり、または修理後に応急処置の跡が残り見た目が悪くなるというのがその理由です。
今回はメガネ屋さんの観点からいろいろとある応急処置でもしてはいけないものについて解説をしたいと思います。
メガネが壊れた そのときの応急処置とは?
まず一般的によくお客さんがやっている応急処置について列挙していきます。
以下に説明するすべての方法が正しい応急処置ではないので注意してください。
- ガムテープを貼る
- ナイロンテープで固定する
- ビニールテープで止める
- セロハンテープで止める
- 瞬間接着剤で固定する
- その他の接着剤で固定する
壊れたときに行ってはいけない応急処置とは?
まず結論からいいますと上記の応急処置のうちで行ってはいけないものは
- 瞬間接着剤で固定する
- その他の接着剤で固定する
というものです。
ネット上でもこの応急処置の方法を勧めている回答も散見されますが、いくつかデメリットがあります。
- 接着剤は金属系フレームには効果がない
- プラスチックフレームでも折れた箇所によっては固定しきれない
- メガネ屋で修理しようとしたときに接着剤が残り修理しにくくなる
- 接着剤がレンズに付着すればコーティングが損傷してしまうこともある
接着剤を使用する場合は、そのメガネを捨てても良いというような場合にのみ使用するべきといえます。
研磨という修理方法もありますが、接着剤の残った箇所の面積によってはフレームが左右でアンバランスになったりとメガネ屋泣かせの壊れたメガネとなる場合もあります。
参照
応急処置とメガネ屋への修理の判断基準
とりあえず応急処置をしてあとでメガネ屋に修理に行こうと考えている人も多いかもしれません。
蝶番が壊れたという場合には修理しやすいといえますが、その他の箇所の修理はなかなかやっかいといえます。
- プラスチックフレーム 基本的に修理できない場合が多い
- 金属系フレーム 溶接によってつけるので修理できる確率は高い
というようになっていてフレーム素材によって修理できるかどうかが違ってきます。
参照
ただ金属系フレームでも修理費は7000円から1万円前後かかるので、フレームの劣化も考えて修理するかどうかを決めなければいけません。
フレームの劣化度合いと修理への判断基準
メガネというのは値段と品質とがある程度比例しています。
通常のメガネ
- フレーム 10年
- レンズ 3年
安物のメガネ
- フレーム 3年
- レンズ 3年
といった一定の寿命があります。
参照
フレームは2万前後のものが一般的な通常のメガネとなりますが、最近多いそれよりも安いフレームは使い捨てが想定されて作られています。
そのためすぐに型崩れをしていて眼とレンズとが焦点の合っていない状態になってもいます。
この場合眼精疲労となりやすく、老眼を早めるといった視力への影響も考えられます。
参照
また人間の視力は3年程度で変化していて、そのまま使うものでもありません。
特に眼をパソコン、スマホ、ゲームで酷使している人は早めにレンズの寿命が来ます。
これを放置していればやはり眼精疲労から老眼が早まるとなります。
上記で修理費の目安を説明しましたが、その費用を支払うかどうかについて、このメガネの値段と年数とを比較して決めなければ損をするといえるでしょう。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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