金属系フレームの場合には鼻パッド、鼻あてがついていて、そのクリングスを調節すれば高さ、鼻に当たる位置を変更したりすることもできます。
しかしプラスチックフレーム(セルフレーム)という場合には鼻パッドなしのタイプが多いので、金属系フレームのように簡単にこのような調整、調節ができません。
ただプラスチックフレームでも技術のあるところでは鼻盛り加工といって高さなどを変える手法があります。
今回はこの鼻盛り加工について説明をしたいと思います。
プラスチックフレームの高さを変える鼻盛り加工をしたい
プラスチックフレームは鼻パッドのある金属系フレームと比較して顔や目にレンズやフレームが近くなります。
そのため
- 眼が大きく見える
- 視界が広くなる
- 鼻パッドの跡が残りにくい
などといったメリットがある反面、
- まつげがレンズに当たる
- メガネが落ちやすい
といったデメリットもあります。
プラスチックフレームの鼻盛り加工で一番多いのがこの高さを変えたいというものですが、通常は可能となります。
鼻盛り加工の方法としては
- 従来の鼻盛りを取る
- 新しく高さを変更した鼻盛りをつける
というものになりますが、高くても5000円前後が相場だと思います。
加工日数も数日必要なので予備のメガネなどを用意しておくと良いでしょう。
プラスチックフレームを鼻パッド式に変更したい
この要望も割合多いといえます。
これも同様に可能となっていて、
- 従来の鼻盛りをとる
- 新しく鼻パッドをクリングスからつける
というようになります。
この費用もやはり高くても5000円前後というところまでが多いと思います。
鼻盛り加工はフレームの寿命とも相談する
上記のように鼻盛り加工といってもそこそこの費用となってくるということです。
またフレームの形によっては難しい鼻盛り加工となるのでより高くつく場合もありえます。
最近メガネは安くなってきていますので、鼻盛りにどこまで費用をかけて行うべきかということは多少疑問に思います。
また鼻盛り加工には専門的な技術がないと危険な面もあります。
というのも個人の視力データに沿ってレンズの度は設定されていますが、鼻盛りによって眼とレンズの距離が変わることでこの設定した度数が合わなくなるからです。
たとえば近視レンズですと鼻盛りでレンズとの距離が遠くなったとすれば度が弱くなります。
ということはやや遠距離が見えにくくなるということであり、動体視力が下がってくるということもあるということです。
逆に鼻盛りを低くすれば過矯正となり、眼が疲れたり眼精疲労の可能性もあるということです。
参照
眼精疲労によって30代初期に早くも老眼になる人もいるのですが、鼻盛り加工にはこのように視力に影響してくる場合もあるということです。
そのため加工費用や視力へのリスクを考えると、鼻盛り加工よりも希望する鼻盛りの高さのメガネを新調するほうが無難だといえます。
参照
特にプラスチックフレームは寿命が短いので上記のページを見れば案外フレームの寿命が残っていないという人もいるかと思います。
その場合はより鼻盛り加工に費用をかける意味はないといえるでしょう。
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