メガネは使用方法が案外制約されたものとなっています。
コンタクトと比較して雑に扱う人も多いのですが、お風呂での使用はコーティングの劣化につながる場合があります。
メガネのコーティングが熱に弱い理由
コーティングとはレンズの上に張るものです。
ただレンズとコーティングとで熱による膨張率が違います。
そのため特定以上の温度になるとレンズとコーティングとの膨張率が違うことでバランスが崩れ、コーティングにダメージが加わったり、劣化したり、傷になったり、はがれるというようになります。
レンズのほうが熱による膨張を起こしやすいのですが、コーティングはそこまで膨張しないので次第にコーティングにヒビが入るというようになります。
お風呂やお湯にコーティングがダメな理由
お風呂に入るとコーティングにダメージが蓄積することとなります。
その理由としては
- お湯
- 洗剤がつく
ということです。
コーティングは60度ほどではがれるようになることもありますが、家庭用のお風呂のお湯は40度程度かもしれませんがこのような温度でもコーティングにダメージが蓄積してくるということになります。
そして近い時期のいつかにコーティングが本格的にはがれるとなります。
参照
「何度以上のぬるま湯でメガネを洗うとコーティングがはがれる？」
湯気でもコーティングにダメージ？
湯気は100度に沸騰したから出るわけではありません。
お風呂のお湯は40度程度でお湯が湯気となりますが、湯気は60度以上ではないものの40度近い温度となります。
また空気中で冷やされるので40度のお湯の温度からいくらかは温度が下がっているはずです。
しかし冷水と比較して同程度の温度とまでは到底いえません。
したがって湯気もメガネのコーティングへの影響を考えれば決して影響がまったくないとはいえないとなります。
お風呂にメガネをしたまま入れば当然のように湯気がメガネレンズに当たって水滴になるようになりますが、これもコーティングに一定の影響を与えていると考えるのが自然といえます。
ぬるま湯と同様に熱湯ではないので即座にコーティングをはがしてしまうまでの影響はないにしても、湯気に当たっていくことでダメージは蓄積していくと考えるとコーティングの寿命を確実に減らしていくと考えるべきでしょう。
息もコーティングにダメージ
よく息をかけてメガネレンズを拭いている人がいますが、人間の息も正確にいえば酸性となります。
メガネには中性洗剤しかダメということもあって、息をかけてからのメガネ拭きもコーティングにはダメージとなる場合もあります。
お風呂がダメと知っている人はいるかもしれませんが、これは知らないでやってしまっているという人も多いのではないでしょうか？
コーティングは必要？いらない？
コーティングにはいくつかの種類がありますが、その中でも紫外線カットコーティングは必要だと思います。
紫外線は白内障とも関係しているといわれますが、眼の健康や視力に影響してくるのは看過できません。
古いレンズですとこの紫外線カットのコーティングもはがれるものもあります。
参照
「コーティングはいらない？必要？意味なし？おすすめのコーティング」
上記のようにお風呂、お湯、湯気の影響などでコーティングに傷ができているという場合もあるかもしれませんが、眼の健康を考えるとレンズ交換が必要といえます。
コーティングは張り替えや修理をすれば費用が新規レンズ代とそう違いませんので、レンズごと交換となります。
＜スポンサード リンク＞売上本数No.1のJINS。
薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
