メガネにはホコリや指紋など汚れは非常につきやすいといえます。
レンズを洗っても3日程度すればレンズに汚れがついているということは珍しくありませんが、今回はそのときの正しい拭き方について説明をします。
実際に非常に多くの人が拭き方を間違えていて、レンズに傷をつけメガネの寿命を縮めています。
メガネで拭くときに使用してはいけないものとは?
メガネのレンズは意外と繊細です。
何げなく拭いているものでもそれだけで傷をつけているということは珍しくありません。
- ティッシュ
- タオル
- ハンカチ
- 服など
- 柔らかそうに見える布でもダメ
このようなものでメガネレンズを拭いている人は少なくないですが、すべてレンズの傷の原因となります。
基本的には専用のメガネ拭きがついていると思いますが、これのみ(ただし後述しますが水洗いでホコリを流した後など条件もあります)でしかメガネは拭いてはいけません。
メガネの正しい拭き方
メガネにホコリがついたのでいきなりメガネ拭きで拭くという人が非常に多いです。
昔は私もしていた時期もありましたが、これはレンズに傷の元となります。
レンズにホコリがついている状態でたとえメガネ拭きであっても拭いてしまうとレンズとホコリとがこすれてしまい傷ができてしまいます。
レンズの拭くのはホコリを流した状態でしかダメということになります。
- レンズを水で流してホコリも流す
- ホコリがない状態を確認してティッシュで水を拭きとる(レンズは絶対にこすらないこと)
本当はここまでで終えるべきです。
ホコリがないのでこれ以上拭く必要もないのでメガネ拭きも必要ないとなります。
ちなみに正直いって水で多少流してもレンズについたホコリを完全に流すことはできません。
いくらかはホコリが残り、やはり傷の元となってしまいます。
私の場合にはこの弊害をなくすためにメガネシャンプーを利用しています。
ドラッグストアなどでも400円程度で販売されていて、非常にレンズが綺麗になります。
- レンズにメガネシャンプーをかける
- 軽く指でレンズを洗う
- 水で流すとレンズが綺麗になっている
- ティッシュで水を拭きとる(こすらないこと)
この手順がレンズに傷がつかない拭き方となります。
メガネシャンプー以外の使える洗剤とは?
ネットなどを見ていても
- 石鹸
- ボディーシャンプー
- シャンプー
- リンス
などメガネ用でない洗剤でメガネを洗っている人もいるようですが、このような洗剤はメガネのコーティングをはがす原因となります。
メガネには紫外線カットのコーティングなど重要なものが施されています。
紫外線カットコーティングは最近のものは練り込み式となっていてまずはがれませんが、古いレンズは張る形式になっていてはがれる仕様になっています。
紫外線カットができていない状態だと白内障になり非常に危険です。
早急に中性でない洗剤でメガネを洗うのはやめましょう。
中性洗剤である台所洗剤だと正常にコーティングにダメージを与えないで洗浄できます。
私の場合には気づいたときにレンズを買い替えしました。
コーティングははがれてしまうと張り替えができませんので、レンズ交換となります。
またお湯でもコーティングにダメージが蓄積されるのでこれも注意していきましょう。
意外と知られていませんが、メガネレンズは熱に非常に弱いです。
ストーブの近く、夏場の車内に放置するなども危険となります。
参照
「正しいメンテナンス方法 洗い方や拭き方でコーティングがはがれる?」
「何度以上のぬるま湯でメガネを洗うとコーティングがはがれる?」
メガネ拭きは何に使うべきか?
メガネ拭きでも拭かないほうが良いということであれば何のためにメガネ購入時についてくるのかと思うかもしれません。
この正しい使用方法とは
「メガネケースの下にひき、レンズに傷がつかないようにすること」
といって良いのです。
メガネ屋の洗浄器を購入する方法もある
メガネ屋に行くと店頭によく特殊な機械があり、そこにメガネを入れると洗浄できるものがあるかと思います。
これは超音波洗浄器といって専用のメガネ洗浄用の機械となります。
毎回メガネ屋に行くのも良いのですが、通販でこの超音波洗浄器を購入することもできます。
4000円程度で購入もできますし、そこまで大きくもないので自宅においても良いでしょう。
- 超音波洗浄器に中性洗剤を入れる
- メガネも入れる
- 蓋をしめて洗浄する
と簡単に洗浄できます。
もちろんメガネを拭く必要もないですし、水気を取るだけでOKです。
中性洗剤でなく、メガネシャンプーを一滴入れることでも構いません。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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