案外多いのですが
「風呂に入浴するときにメガネをかけたまま入る」
という場合もあるようです。
たしかにメガネをしていないと床が見にくいので転倒しそうになったり、風呂の中でもしっかりと景色を見えるようにしたいというようなこともあるかもしれません。
しかしいくつかの理由でメガネには良くありません。
今回はメガネをしたまま風呂で入浴するという危険性について説明をしたいと思います。
風呂のお湯の温度とコーティング
お風呂では
- 浴槽のお湯
- シャワーのお湯
と水よりも高い温度のお湯を使用していることが日本人は多いです。
このお湯がメガネには悪く、寿命を縮めていることもあります。
メガネは目には見えませんが、レンズ表面にコーティングがほどこされています。
このコーティングは熱に弱く、お湯の温度によってはコーティングにダメージが蓄積したり、即座にはがれてしまうという場合もあります。
以下のページでも説明していますが、コーティングにはいくつかの種類があり、特に紫外線コーティングがはがれると良くありません。
最近のレンズは紫外線カットコーティングは練り込み式でまずはがれませんが、古いレンズは張る仕様になっているので比較的すぐにはがれてしまいます。
紫外線は白内障との関係性も指摘されていて、将来の眼の健康に支障が出てくる場合もあるということになります。
参照
「何度以上のぬるま湯でメガネを洗うとコーティングがはがれる?」
お風呂で使用する洗剤とコーティング
またお風呂ではいくつかの洗剤を使用します。
- 石鹸
- ボディーシャンプー
- シャンプー
- リンスやコンディショナー
これらは基本的に中性洗剤でないことが多く、弱酸性であったりアルカリ性だったりします。
メガネのコーティングは中性以外だと損傷したりはがれるようになっています。
まさかメガネもお風呂でこのような中性以外の洗剤で洗っているということはないかと思いますが、たとえ直接洗っていないとしても飛び散った中性以外の洗剤がレンズに付着してコーティングにダメージが蓄積されているということはよくあるものです。
参照
「正しいメンテナンス方法 洗い方や拭き方でコーティングがはがれる?」
メガネレンズのコーティングは張り替えできる?
コーティングは目に見えないのでどのような状態かはわからないと思います。
しかし紫外線コーティングなど重要なものもあって、コーティングのやり直しをしたいと思う場合もあります。
ただメガネ屋では基本的にコーティングの張り替え修理を受けていないところも多いです。
通常は
「コーティングの張り替えでなくレンズ交換」
というようになるので費用的にはレンズ代とコーティングのオプション代となります。
個人的には紫外線コーティングだけでも良いと思いますが、それでもレンズ代と合わせれば1万を少し超えてくるようになります。
メガネは思っているよりもデリケート
コンタクトと比較すれば頑丈そうに見えるメガネですが、メガネはちょっとしたことで損傷するものです。
- 熱
- フレームの劣化による形くずれ
などはよくあります。
特に安物のフレームですと3年程度で劣化してきて寿命という場合もあり、眼の焦点と合っていないので眼に負担となるメガネとなっている場合も珍しくありません。
ちょっとしたことで眼精疲労から老眼となることも多い現代では、メガネのメンテナンスや度数調整、そしてフレームのフィッティングと適切に扱う人が視力も維持できやすいといえるでしょう。
参照
メガネのメンテナンスをしっかりとやり、適切な使用方法を知り、眼の健康に良いメガネとしていきましょう。
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