老眼鏡をかけはじめたころは必要なときにだけ老眼鏡をかければ良いというような感じだったと思います。
しかしその後老眼がさらに進めば老眼鏡をかける時間も長くなります。
また外出時にも老眼鏡が必要というような場合もあるものの、いまだに老眼鏡をかけたり外したりをするので割合老眼鏡の携帯を忘れてしまうということはあるかもしれません。
そこで考えるのが老眼鏡をずっとかけるということになるかと思いますが、この危険性とその対応方法について説明をしたいと思います。
老眼鏡はずっとかけることに適している?
老眼鏡はもともと常用するものとして作られていません。
あくまでも手元の距離感をよく見えるようにするためのものですので、基本的には常用やずっとかけるということには適していません。
老眼鏡を外出時にかければ
- 歩行での距離感がわかりにくい
- 運転で事故を起こしそう
といったことになりかねませんので、老眼鏡を携帯して必要なときにだけ出してかけるなら良いのですが、外出時に常用していくというのは良くないといえます。
常用できる老眼鏡はないのか?
では今回のような場合にどのようなメガネにすれば良いのかということですが、
- 遠近両用メガネにする
- 近視のない人は遠距離用に度なしレンズを入れる
というようにすれば良いといえます。
遠近両用というのは文字通りに
- 遠距離 レンズの上半分
- 近距離 レンズの下部分
とレンズの位置によって度が異なるものを入れたレンズです。
近視の人で老眼も入った場合には、上に近視、下に老眼鏡を入れることで2つの目的を果たすメガネとなります。
近視がない人で老眼だけあるという場合には、上に度なしの素通しレンズにすることもできます。
最近は老眼鏡というよりもこの遠近両用レンズにする人が多いです。
- 遠近両用 遠距離と30センチ程度を見えるようにする
- 中近両用 2メートルから30センチ程度をよく見えるようにする
というように他にも種類があります。
近視で老眼も入れば遠近両用のほうが良いかもしれませんが、近視がなく老眼になれば中近両用という選択肢もあります。
遠近両用と中近両用レンズの見え方やかけ心地
老眼鏡など今までメガネをしてきた人からすればさほど重要な問題ではないかもしれませんが、遠近両用と中近両用とのかけ心地について説明をします。
遠近両用レンズの内訳としては
- 遠距離 レンズの上5割程度
- 中距離 レンズの中心部分の真ん中付近だけ
- 近距離 レンズの下部分の真ん中付近だけ
となっていて、下半分の周辺部分にはゆがみがあり見にくくなります。
つまり中距離、近距離については見える面積が中心部分だけということで左右に狭いデメリットがあります。
一方で中近両用レンズの内訳としては
- 遠距離 レンズの上2割程度の真ん中付近だけ
- 中距離 レンズの中央部分5割程度
- 近距離 レンズの下3割程度の真ん中付近だけ
となっています。
つまり中距離を見ることに最も適したメガネとなっていて、その次に近距離を見る面積が広いとなります。
遠距離を見る度数の面積が狭いということで中近両用といわれます。
遠近両用と中近両用について上記のように距離感によってレンズにおけるゆがみ面積の違い、また各距離感に対応する度数の入った部分の面積が違うとなります。
そのため遠近両用と中近両用などを使い分けする方法もあります。
- 遠近両用 外出、日常用
- 中近両用 室内での仕事用、読書、スマホ、パソコン
近距離の度数をより面積が広く入った見やすいものにしたい場合には近々両用レンズを読書用などに使い分けしても良いと思います。
近々両用は中距離、近距離用の度数を主に入れるのですが、遠近両用や中近両用と比較して近距離を見るレンズ面積が最も広いといえます。
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