メガネを購入すると必ずといって良いほどついてくるメガネ拭き(クロス)ですが、案外正しい洗濯方法ではない方法で洗っている人が多いようです。
メガネ拭きのクロス自体も洗濯方法によっては縮んだりしますが、後日メガネのレンズを拭くものでもあるので実は慎重に洗うべきといえます。
今回は正しいメガネ拭きの洗濯方法について説明をします。
メガネ拭きを洗濯機に回してはいけない?
メガネ拭きクロスを洗濯機に他の服などと一緒に洗濯するという人もいるかと思いますが、この洗濯方法は実は正しくありません。
洗濯機で洗っても良いのですが、漂白剤、柔軟剤は使用してはいけません。
このような洗剤を使用すればメガネ拭きクロスの繊維を縮めることになり、メガネ拭きの特殊な繊維が正常に機能しなくなります。
その結果、メガネ拭きで拭いてもレンズが綺麗にならないということにもなります。
メガネ拭きを洗濯する正しい洗い方とは?
メガネ拭きクロスは以下のようにして洗濯をします。
- 中性洗剤でメガネ拭きを手洗いする
- 中性洗剤もメガネ拭きに直接つけずにぬるま湯などでとかしてから洗う
- あまり強く手もみしないようにして洗う
- 日陰干しする
- 完全に乾いてから使用する
メガネ拭きも中性洗剤で洗濯するのが長持ちする秘訣となります。
メガネ拭きによっては説明書に中性洗剤しかダメと記載があるものもあります。
この場合には石鹸などで洗濯すれば表面の特殊繊維がおかしくなる場合もあります。
このような表記がなければ中性洗剤でなくても洗濯は良いのですが、注意書きを確認してほしいと思います。
ただしレンズには中性洗剤しかダメなので中性洗剤でないもので洗う場合には必ずその洗剤が残らないように流さなければレンズのコーティングの損傷の原因ともなりえるので注意してください。
もし説明書がすでに手元にないという場合には中性洗剤で洗濯すればまず間違いはありません。
中性洗剤といっても直接メガネ拭きクロスにつければ繊維が傷むことになり、結果としてレンズに傷がつく原因となることもあります。
中性洗剤はいくつか候補がありますが、
- 台所洗剤で中性のものを使う
- メガネシャンプーなどを使用する
- メガネクリーナーを使用する
というような方法があります。
私はメガネシャンプーを使用していますが、メガネ専用の除菌剤のようなものですが中性でメガネ用なのでメガネ拭きクロスにも安心して使用ができると思います。
必ずぬるま湯などで溶かして使用するようにしてください。
またあまり強く手もみするとやはり特殊繊維になっていて、その構造が壊れてしまうことがあります。
柔らかく手もみするようにしましょう。
日陰干しというのはそこまで大きな理由ではないのですが、クロスが縮むことになるということで日向を避けてほしいということです。
メガネ拭きでそのままレンズを拭くと傷の原因に!
このように綺麗にしたメガネ拭きクロスでもそのままレンズを拭くと傷の元になります。
- レンズのホコリを水で洗い流す
- 水をティッシュで吸収する(こすらない)
- その後クロスで軽く拭く
これが正しいメガネの拭き方です。
ホコリがある状態でクロスであっても拭くと傷の元になります。
必ずホコリを覗いた状態でメガネ拭きを使用するようにしてほしいと思います。
レンズのコーティングは案外簡単にはがれることもあるのです。
参照
「何度以上のぬるま湯でメガネを洗うとコーティングがはがれる?」
「正しいメンテナンス方法 洗い方や拭き方でコーティングがはがれる?」
メガネ拭きは使い捨て?
メガネ拭きは上記のように一部の洗剤はなるべく使用しないようにしていけばそこまで神経質になる必要もないということです。
しかし何度か洗っているうちにメガネ拭きが
- 劣化してくる
- 固くなってくる
- 縮んでくる
といったような感覚を覚える人もいるかもしれません。
メガネ拭きというのは通常使い捨てを想定して作られているわけではありませんので、この場合にはそのメガネ拭きの品質が良くないものだったといえます。
たとえば安いPCメガネや老眼鏡についていたメガネ拭きなどは品質が良くないので、何度か洗うと急に縮むということもあります。
参照
「メガネの予算はどの程度用意するべき?安いメガネは実は損?」
適切な予算で購入したメガネについてくるメガネ拭きだとこのような異様なスピードの劣化はまず起こらないといえます。
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