老眼は運転に影響する?運転用の老眼鏡の作り方とは?

 

老眼をやや感じている人でも日常的に運転をしているという人は多いと思います。

よく近視だと運転で遠くが見えにくく事故の可能性が高くなるといわれますが、老眼の症状が出てきつつあるときに運転をするのに影響があるでしょうか?

また老眼鏡で運転用に使えるようにしたいという場合もあるかと思いますが、この場合普通の老眼鏡とどのように作り方をアレンジすれば良いのかについても説明をします。

 

老眼は運転に影響しない?

 

運転でよく見るところといえば遠くの場所となります。

そのため直接的に老眼になったことで運転い影響するというわけでもありません。

ただし運転中に見るのは遠くだけではありませんので、その近いところを見るときに老眼の影響が出て事故をする人も出てきています。

 

老眼によって運転に影響するケースとは?

 

老眼になったことで不便になるのはこのような以下のようなシーンとなります。

 

  • カーナビを操作する
  • スピードメーターなどメーターボックスを確認する
  • バックミラーが見づらくなる
  • エアコンなどダッシュボードが見づらくなる

 

どれも見づらくても時間をかけてやれば問題ないのかもしれませんが、年齢を重ねて能力が落ちていることを自覚しないで若いころのまま走行しながらカーナビを見えていないのに操作して前方不注意で事故をするということもあるようです。

昔よりも車も電子機器が増えたりして老眼の影響は増大しているといっても良いでしょう。

老眼とともに年齢によって判断能力や反射神経が落ちているということを十分に自覚して運転しなければいけません。

事故で人を殺めてしまったときの罪悪感はときに自分を自殺させるほどのもので、よくそのときのことを想像して老眼に向かってほしいと思います。

 

  • 走りながら機器の操作はしない
  • 老眼鏡を車中に携帯する
  • スピードを老眼前よりも一段落とす

 

などといった配慮をしていきましょう。

 

老眼鏡をかけたまま運転することは危険?

 

かといって老眼鏡をかけたまま運転するのも危険といえます。

老眼鏡は近くを見るための視力矯正の道具で、遠くを見ることが大半の運転に適していません。

老眼鏡は車内に携帯するだけにし、カーナビ操作など必要なときにだけ使用するのがベストな使用方法となります。

 

運転用に常用できる老眼鏡の作り方とは?

 

ただ老眼鏡をかけたり外したりしながら運転するのも面倒です。

このような場合には遠近両用メガネなどが良いといえます。

 

  • 遠距離 レンズの上半分が遠距離用
  • 中距離
  • 近距離 レンズの下部分の真ん中付近が近距離用

 

と人間の視線を考えバランス良く見る距離によって度数を変えるのが遠近両用レンズとなります。

これだと遠くを見るときには遠距離レンズの部分に視線が来るので、運転中に遠くが見えないということはありません。

また視線を下に落とすときには近距離の老眼部分に視線が来るのでカーナビなども見えるようになります。

 

遠近両用レンズが運転に向いていないと言われる理由

 

しばしば遠近両用レンズは運転では使いにくいと言われることもありますが、この理由としては

 

  • 車のシートをやや倒しながら運転している
  • 安い遠近両用レンズを使用している

 

というようなものなどがあります。

遠近両用レンズには遠距離用、中距離用、近距離用レンズのある部分が設定されていますが、これはデスクワークといって首が一定程度まっすぐに立った状態を想定しています。

車の場合、シートをやや倒し、首がまっすぐでない状態で運転する人がいますが、この運転時のシートの倒し具合でも遠近両用レンズが合わないという人もいます。

この場合、シートをまっすぐによりすることでレンズの見え方に違和感は少なくなるはずです。

また遠近両用レンズといってもいくつか種類があります。

 

  • 外面累進レンズ 視線移動がスムーズにできる
  • 内面累進レンズ 視界が広くなる
  • 両面累進レンズ

 

参照

徹底解説!メガネのレンズの5つの種類とは?

 

古い遠近両用レンズだったり、また安いレンズにすれば1つめか2つめの作りとなっていることもあります。

現在主流となりつつあるのが両面累進レンズのなりますが、外面と内面累進の2つの長所を合わせた作りとなっています。

両面累進レンズは値段がやや高くなりますが、運転での使いやすさは現在一番だと思いますが、どのレンズかもチェックしなければいけません。

 

運転免許更新で老眼鏡をすれば老眼鏡をして運転しなければいけない?

 

運転免許更新では視力検査もありますが、この内容はやや離れた位置の視力を測定するというものです。

そのため老眼になっていても特に老眼鏡をかけることで見えるようになるという性質のものでもありません。

遠くのものが見えにくく視力検査にパスできるか不安という場合には、遠距離用のメガネをかけて視力検査を受けましょう。

それで視力矯正ありと免許証には書かれますが、実際に遠距離用のメガネをして運転するので特に問題ないはずです。

逆に老眼鏡だと視力検査にはかけずに受ければ視力矯正ありと免許証はなりません。

そのため老眼鏡をかけて運転する義務もないとなります。

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