一時期形状記憶合金のメガネのCMが流れた関係で興味を持っている人も多いかもしれません。
形が崩れることが少ないような感じがするので良いイメージを持っている人も多いかもしれませんが、あまり合わない人も実はいます。
今回は形状記憶合金メガネについてデメリットについても説明をしたいと思います。
形状記憶合金メガネとは?
正式にはNT合金という名前の金属でできたフレームです。
ニッケルとチタンを混ぜて作っていることが多いのですが、名前の通りに
- 弾性 曲げることができる
- 形状記憶 元の形に戻る
- 軽い
という特性を持っています。
子育てをしていて子供にメガネを触られる、やや激しい仕事をしていてメガネに衝撃が加わることもあるというような人が好むのですが、名前の通りに通常のメガネとは違って形が戻る特性もあるので便利といえば便利になります。
形状記憶合金メガネは壊れないメガネではない
一番誤解をされることが多いのが、壊れないメガネではないかということです。
しかし結論からいいますと一定の衝撃によって壊れることもあります。
- 強い力で曲げる
- 一定回数曲げる行為が累積する
という場合にはやはり壊れてしまいます。
またよくあるのが形状記憶合金メガネは
- ブリッジ(左右のフレームの間の部分)
- テンプル
といった部分だけが形状記憶合金が使用されているということです。
つまりレンズ回りの部分などは通常の金属フレームと同様となっているということです。
形状記憶合金はフィッティングができない?
メガネというのはフィッティングがかなり重要です。
- かけ心地
- テンプルの締め付け
- 鼻の痛さ
- 適度にずり落ちないように締め付ける
などはすべてフィッティングによるといっても過言ではありません。
しかし形状記憶合金の部分は柔らかい金属特性を持つのでこのフィッティングができない、または非常に難しいという場合もあります。
そのためフィットしなければその後修正や調整もできないメガネとなってしまうということもあるわけです。
たとえば顔の幅が広いなどという場合などはフィッティングができないので小さなフレームだとテンプルの調整ができず、締め付ける苦しい思いをするメガネともなりえるということです。
基本的には形状記憶合金のメガネは通常の金属フレームの部分しかフィッティングはできないと思っておく必要があるということになります。
参照
「顔幅が広い人に似合うメガネはこれ!こめかみのしんどさも解消」
「格安メガネ店が危険な理由!検眼からフィッティングまでのメガネ作成の違い」
形状記憶合金メガネはすぐに落ちる?
上記のフィッティングとも似た話ですが、
- 耳のテンプル部分の調整ができない
- テンプルの締め付け調整ができない
というフレームもあって、すぐに落ちるメガネとなってしまうこともあります。
さらに形状記憶合金が理由となってその調整もできない、難しいということもあります。
度の強い人は形状記憶合金メガネが向かない?
度が強いレンズとなると厚いものとなりますが、比例して重さも増してきます。
上記のように形状記憶合金は調整が難しいので余計にすぐに落ちるメガネとなりかねません。
対策としては
- フレームを特に軽いものにする
- 小さ目の形状記憶合金メガネとする
- 超薄型レンズにして軽くする
といったことも必要となります。
参照
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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