メガネの屈折率というのはレンズの厚みに関係してきます。
いわゆる最近よく売れている薄型レンズ、超薄型レンズを屈折率の高いレンズといいます。
メガネ屋の店員からも正しい説明を受けて屈折率と度数とをミスなく選べれば良いのですが、よくある屈折率と度数との関係性について今回はまとめてみたいと思います。
強い度数での屈折率が高いレンズは強度が弱くなる?
薄型レンズなどは視力が悪く厚いレンズになるようなケースで基本的には選択をします。
度数がそこまで強度でなければ通常の屈折率1.56などでも特に良いと思います。
屈折率が高いレンズとレンズの割れにくさ、いわゆる強度との関係性に疑問を持つ人もいるのですが、一般的なレンズメーカーについてのレンズ強度を説明しますと
- 1.60
- 1.67
- 1.50
- 1.74
- 1.56
といったようなところになります。
上から順番に強度が強いとなっています。
1.50~1.56までについては大差ありませんが、これらのレンズ強度で注意しなければいけないメガネフレームもあります。
度数とレンズ強度とフレームの形
ほとんどのフレームでは上記の強度というのはまず影響してきません。
しかしツーポイントフレームといっていわゆる縁なしメガネではレンズに直接穴をあけ、そこでフレームを固定します。
よくあるのが数年してくれば左右のレンズがグラグラになってくるということですが、このグラグラする程度や年数にレンズの強度が関係してきます。
個人的にはツーポイントだと強度のあるレンズのほうが良いので、強度の高い1.60や1.67が無難だと思います。
参照
屈折率を変えることで強度が変わる理由
よく一般の人がイメージするのが、薄型レンズなどは通常レンズを薄く加工していくのではないかということですが、そうではありません。
屈折率が1.56、1.60などと種類がありますが、それぞれレンズの材質が最初から違うわけです。
そのため屈折率によって強度が変わってくるようになっています。
そもそもどの程度の度数まで屈折率1.60でいくべきか?
メガネの屈折率については
- 1.60 薄型レンズ
- 1.67 超薄型レンズ
などとなりますが、強度的に望ましいのは屈折率1.60です。
ツーポイント以外だと自由に屈折率は考えても良いのですが、
- 度数-3.00以上から屈折率1.60の薄型レンズにする
- 度数-4.00以下までだと屈折率1.60の薄型レンズで十分
- 度数-6.00を超えてくれば屈折率1.74をかける人が多い
というように考えていくと無難だと思います。
度数が緩いと屈折率1.60にしてもあまり薄くなりませんので、オプション代を負担して薄型レンズにする意味はないかもしれません。
逆に度数が4.00以上となれば1.60では分厚くなるので、1.67などとする人が多いといえます。
ツーポイントにこだわらないのであれば
- 度数-4.00まではツーポイント
- それ以上の度数を必要とするようになればフルリムなどもともと強度のあるフレームにする
といったような考え方を採用するほうがメガネは長持ちするといえます。
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