メガネが広がるということに気づくのは
- メガネの開閉が緩くなった
- メガネがよく落ちるようになった
といったようなときではないかと思います。
メガネは片手で外すなど異常使用をしなくても自然と広がる、緩むといったフィッティングが狂ってくるといったことは起ります。
メガネの横幅が広がる原因
ごくごくまれにメガネの横幅が広がるということで悩む場合もありますが、この場合
- メガネを片手で外すことがある
- 顔の幅とメガネの横幅とが合っていない
- メガネフレームがゆがんできている
といったことで横幅が広がるということが原因の場合が多いです。
この横幅を広げるというのは以下のページでも説明をしていますが、蝶番やヒンジを締め直す、またはテンプルの曲がり度合いをきつくするようなフィッティング調整を行います。
参照
メガネフレームのつるやテンプルが広がることで落ちる
フレームのつるやテンプルというのは顔を挟むようにしてフィッティング調整をしていきます。
これも自然とメガネを使っているうちに広がるなどということは起ってきますが、冒頭にもありますように異常使用(たとえば片手でメガネを外すなど)をしているとテンプルの広がるスピードは早まります。
一般の方からすればつるやテンプルが広がったというように思うかもしれませんが、その他の現象が起こっている場合も多いです。
- テンプルやつるの曲がり方が広がった
- 蝶番(ヒンジ)が緩くなっている
- 耳にかかる角度が緩くなっている
- 鼻パッドの角度が狂っている
といったような原因もありえます。
蝶番などはメガネ用のドライバーでネジを締めるといったことも必要となってきます。
メガネのつるやテンプルを調整する方法
このつるやテンプルの広がった状態を調整するのはフレームの材質によって方法が違います。
- 金属系フレーム 力加減を適切にしてゆっくりと曲げる
- プラスチックフレーム 熱を加えて柔らかくしてから曲げる
参照
特にプラスチックフレームやセルフレームではメガネ屋にある熱を加える専門の機械がないので自分でする場合にはドライヤーなどを使用します。
プラスチックフレームの広がったつるやテンプル調整は難しく、折れた後でも保証はきかないので注意してください。
広がるメガネを自分で調整するリスクとは?
特に金属系フレームだと広がったメガネを自分で締めようとする人は多いかもしれません。
しかし
- テンプルやつる以外に落ちる原因がある
- テンプルが折れてしまう
- その他メガネが故障する
- 正常な位置にレンズを維持できなくなる
といった危険性やリスクはあります。
自分で調整して折れたりしてもメガネ屋の保証はききません。
メガネ屋に無料調整をしてもらっていて折れた場合には弁償などの保証はありえますが、このあたりはよく押さえておいてください。
またレンズは度数を個人データから設定していますが、フィッティングが狂うと度数の合っていないメガネをしているようなもので、眼精疲労に非常になりやすくなってしまいます。
その結果
- 視力に影響する
- 老眼を早める
といったことにもなりえるのでここも知っておいて欲しいと思います。
参照
このようなことを考えますと、まず購入したメガネ屋に広がったメガネは調整してもらいに行くべきということがわかります。
遠いといった理由で行くのが難しい場合には近くの別のメガネ屋に相談しても調整してもらえることもあります。
広がるメガネを調整してもまた落ちてくる
広がるメガネを仮にメガネ屋に調整してもらってもまたすぐに落ちてくる、広がってくるという場合もあります。
この場合にはフレームの劣化や寿命も疑われます。
- 金属系フレーム 10年
- プラスチックフレーム 8年
参照
というのは標準的なメガネの寿命ですが、2万以下の安物のフレームは3年程度で早くも劣化してきます。
フレームが型崩れすると上記のようにレンズの位置が正常でなくなり、眼精疲労から視力へ影響するということもあります。
ただ広がるというフレームに注意するだけでなく、眼の健康も踏まえたフレームの状態も使用年数から把握しておくのが正しいメガネの使用方法といえるでしょう。
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