メタルフレームをしていて痛みを感じるところがあったり、またメガネが落ちるというような場合にはフィッティング調整をしたいと思うこともあります。
メタルフレームについては材質的に調整をしやすく、また修理についてもセルフレームに比べれば融通はきくようになっています。
メタルフレームの調整はどこまでできるのか？
メタルフレームのフィッティング調整といえば以下のようなケースで依頼する場合が多いです。
- 鼻が痛い
- 耳が痛い
- こめかみが痛い
- メガネがよく落ちる
これらの場合にはまずメタルフレームのフィッティング調整が狂っていることを疑うべきですが、
鼻、耳、こめかみが痛いという場合には
- メガネが重い
- 耳などでメガネを十分に支えられていない
- フレームが型崩れしている
- フレームがゆがんでいる
- アレルギーが出ている
- フレームが劣化している
- メガネのサイズが合っていない
などが考えられます。
メタルフレーム全体のフィッティング調整を上記の原因に沿って行うとともに、鼻パッドをシリコンにするといったいくつかの方法があります。
同様に耳についても顔に当たる箇所にシリコンをつけてもらうなどの方法でもアレルギーや痛みを緩和することができます。
シリコンも含めたメタルフレームの調整は購入したメガネ屋で行ってもらえます。
もちろん無料ですので遠慮なく相談するべきといえます。
参照
メガネが落ちるという場合も原因がいくつか考えられます。
- メガネが重い
- フレームが劣化していて型崩れしている
- メガネのフィッティングが狂ってきている
- 鼻パッドの材質が落ちやすいものになっている
鼻パッドで落ちにくいとなればシリコンのパッドにするといった方法もあります。
参照
上記でいろいろと記載をしましたが、痛い、落ちるというのはまずはフィッティング調整を依頼するべきということです。
その後に
- シリコンなどパーツを変えることをメガネ屋に相談する
- それでも改善されなければメガネの重さや劣化を疑う
といった順番になります。
メタルフレームで調整でなく買い替えしかできない場合
上記のようにまずはフィッティング調整をするべきとなりますが、それでも改善されないという場合には
- メガネがそもそも重い
- メガネが劣化している
というように疑っていきます。
そしてこれらの2つの原因に該当する場合にはメガネの買い替えしかできないという場合が多いです。
メタルフレームの劣化については後述していますが、使用年数もそこそこになってくればちょっとした調整ではもはや対応できないというのが現実です。
メタルフレームの修理はどこまでできるのか？その費用は？
冒頭のようにメタルフレームは比較的修理はしやすい素材です。
一番ひどいメガネの故障は折れたというケースになりますが、金属系フレームでもあるメタルフレームでは溶接といった作業を行えます。
この溶接はプラスチックフレームではできないのでそのまま買い替えとなりますが、メタルフレームでは溶接という選択肢もまだ残ります。
ただデメリットもあって
- 溶接には7000円～1万円前後かかる
- 溶接した箇所の強度は60～70％しか戻らない
参照
といったことです。
折れた次に重い症状がメタルフレームにひびが入ることですが、ひびでも基本的に溶接での対応となります。
しかし溶接ということで100％の強度には戻らないので完全には修理できるとはいえません。
またそもそも安いメタルフレーム（フレームだけで2万以下など）だと劣化が早く3年程度で型崩れなどを起こしている場合もあります。
フレームの劣化の怖さというのは見た目が悪くなることではありません。
レンズが正常な位置に来なくなることで、これにより度数が合っていないメガネをかけているようになることです。
これにより眼精疲労となり
- 視力に影響する
- 老眼を早める
参照
といった危険性があるということです。
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