熱湯にメガネをつけてしまうというような場合もあるようですが、その後メガネの様子が劇的に変わってしまうかと思います。
かけてみても見え方が変わったりしているかと思いますが、このような場合にどのように対処すれば良いのかについて解説をします。
熱湯にメガネをつければレンズが白くなる?
意外と知らない人が多いようですが、メガネというのはお湯、そして熱湯にはかなり弱いです。
メガネのレンズには
- ガラスレンズ
- プラスチックレンズ
とがありますが、よほど注文のときに特殊な内容にしなければプラスチックレンズになっているかと思いますが、プラスチックレンズは熱湯でダメになります。
温度としては60度程度で白く濁ったような感じになりますが、これは表面のコーティングが熱湯で破損したときに出てくる現象です。
- レンズが白くなる
- 虹のように見える
これらが代表的なレンズのコーティングがはがれた現象といえます。
参照
レンズのコーティングの修理はできるのか?
レンズには加工時に必要なコーティングがなされています。
これがはがれる場合は熱湯以外でもありますが、基本的にコーティングのやりなおしや修理というのは行いません。
手間が非常にかかり、費用的に新しいレンズ代程度かかるのでコスパが悪いことが理由です。
仮にレンズのコーティングの修理を依頼してもまずどこのメガネ屋も受けてくれないと思います。
そのため熱湯でレンズのコーティングが破損してしまった場合にはレンズを新しく買い替えるというような対処となります。
参照
レンズに接着剤が付着した場合にも熱湯は使用しない
レンズに接着剤のようななかなか取れないものがついてしまうという場合があります。
よくあるのが化学薬品(エタノールなど)で取ろうとするわけですが、これもレンズにつくとコーティングのダメージやはがれとなってしまう場合があります。
ダメ元でエタノールなどを使用するのは構いませんが、絶対に失敗したくないという場合にはレンズをこすらないで、かつ化学薬品も使用しないで取れないか検討しましょう。
最終的にはこの場合もメガネ屋に相談し、それでもダメならやはりレンズ交換という手段となります。
その前にダメ元でエタノールを試すというような手順がベストかと思います。
セルフレームを曲げるときも熱湯は使用してはいけない
プラスチックフレーム(セルフレーム)だとフィッティング調整をするときにフレームをあらかじめ温めてから力加減を適切にして曲げるというのは比較的知られたことではないかと思います。
参照
しかしこの温めるというときもメガネ屋は熱湯などを使用しません。
専門の機械を使って温めるのですが、熱湯だとフレームあるいはレンズにかかることでメガネを痛めてしまう場合が多いからです。
ネットでもセルフレームの調整にドライヤーなどと記載されていることはありますが、個人的にはフレームが折れたり、またレンズに熱風がかかることでやはり熱湯のようにコーティングをダメにしてしまうことは多いのでやめたほが良いと思います。
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