非球面レンズにしてはいけない?非球面の見え方や合わない人の条件

 

メガネレンズには球面レンズと非球面レンズというものがあります。

この他には両面非球面といって高級レンズもさらにありますが、一般的には球面か非球面かで迷うことが多いと思います。

この2つで性質や見え方でどのように違うのかで今回は解説をしたいと思います。

 

球面レンズと非球面レンズとの違いとは?

 

まずこの両者のレンズは何が違うのかについて説明をしますと

 

  • 非球面レンズ レンズの中心と外側とで度数の違うレンズ
  • 球面レンズ  どの部分も度数が同じレンズ

 

この部分が決定的に違うといって良いです。

 

球面レンズと非球面レンズとの見え方の違い

 

もともと球面レンズが主流だった時代もありますが、今は非球面レンズのほうが圧倒的に使用されています。

球面レンズの見え方などのデメリットとしては

 

  • 焦点が1点に集まらない
  • 見え方がゆがむ
  • 端のほうで見れば焦点が合わないことでクリアに見えない

 

といったものがありました。

そのため非球面レンズが主流になったという経緯があります。

非球面レンズの見え方としては

 

  • 見え方にゆがみが少ない
  • レンズの厚みが薄くできる

 

といったメリットがあります。

 

球面レンズと非球面レンズとの価格、値段の違い

 

購入価格としてこの2つのレンズは同じ値段となっているメガネチェーンも多いかもしれません。

しかし原価、あるいは価格で見れば非球面レンズのほうが高いです。

そのため非球面レンズの価格のほうが球面レンズよりも高いというメガネチェーンもよくあるかもしれません。

 

非球面レンズが合わない人の特徴とは?

 

個人的にはどちらのレンズが良いのかといえばまず非球面レンズを推薦したいと思います。

私自身も非球面レンズを今はすべてのメガネで入れていますし、特に見え方で問題があったり、合わないといったこともありません。

ただし人によっては非球面レンズが合わないという場合もあります。

この原因としては

 

  • 球面レンズから非球面レンズに変えた場合
  • 薄型レンズにした場合
  • ガラスとプラスチックレンズ間でレンズを変えた
  • レンズメーカーを変えた

 

これらも原因も伴って非球面レンズが合わないという場合もあります。

ただしメガネ購入では保証がありますので、合わないという場合にはレンズ交換を保証によって無料で一定期間は行えます。

 

強度近視だと両面非球面レンズがベスト?

 

両面非球面レンズというのは値段が倍程度にもなるので実際購入する人はまれです。

しかしその分メリットがあり

 

  • 見え方がクリアになる
  • 非球面レンズよりもさらに薄くなる

 

といったものがあります。

強度近視でも特に両面非球面にする必要はありませんが、見え方のクリアさを求める場合だけ費用をかけて両面非球面レンズにすれば十分ではないかと思います。

 

球面レンズと非球面レンズを屈折率から選ぶ

 

屈折率という観点でいいますと上記のように非球面レンズのほうが薄くなるので非球面レンズのほうが優れているといえます。

屈折率で優れている順番にいいますと

 

  • 両面非球面レンズ
  • 非球面レンズ
  • 球面レンズ

 

となります。

 

参照

メガネの屈折率の厚みと重さはどの程度削減できる?計算結果を紹介

屈折率の大きなレンズはにじむ?見え方が悪くなる?

 

非球面レンズにするべきかどうか?

 

私個人としてはまず非球面レンズで良いと考えています。

ただそれには上記でも説明してきましたようにいくつか条件があります。

 

  • 敏感体質でないこと
  • 以前から非球面レンズをしてきたこと
  • 一流メーカーの安すぎないレンズにすること

 

この3つの条件を満たすとまずは非球面レンズにするべきといえます。

 

参照

徹底解説!メガネのレンズの5つの種類とは?

失敗しないためのレンズ素材を選ぶ3つのポイント

 

レンズというのは非球面と球面の間で変更してもそこまで敏感体質でなければ通常違和感や合わないといったことまでにはなりません。

またさらに格安レンズにしなければ品質的に問題はないので、やはり見え方に違和感が出るということも少ないです。

そのため上記の条件がそろえばまず非球面レンズが常識的かと思います。

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