セルフレームとはプラスチックフレームの1つですが、アセテートといった材質のものが今は多いです。
もともと金属系フレームよりも早いといわれるセルフレームの劣化ですが、材質に粘りがあるため劣化しにくく、かつ折れにくいというのがこのアセテートとなります。
しかしそれでもやがて劣化し寿命を迎えるときは来るのですが、寿命となるのは年数の目安とともにどのような状態となって寿命となるのかということもあります。
今回はこのセルフレームの寿命について解説をしたいと思います。
白くなるセルフレームは寿命?
セルフレームの劣化、寿命の1つの特徴にフレームが白くなってくるというものがあります。
これは
- 皮脂
- 整髪料
- 汗
などが付着することでまるで汚れのようにセルフレームが白くなる現象です。
この場合、メガネ屋で研磨してもらって白くなっていない層まで削るということになります。
参照
セルフレームが折れることで寿命?
これもよくあるのですが、セルフレームが折れてしまうというケースです。
金属系フレームだと折れた箇所を溶接してつなぐこともできますが、セルフレームはプラスチックなのでそこまで簡単につなげるわけでもありません。
蝶番といって折る箇所が折れたという場合にはまだ修理はできますが、それ以外のセルフレームの折れに関しては修理できないということが多いです。
この点、セルフレームが折れたというのは1つの寿命の形といえるでしょう。
参照
「やってはいけない応急処置!メガネが壊れたとき注意すべきこと」
セルフレームの寿命は?短い?
冒頭のように金属系フレーム、たとえばチタンフレームと比較すればセルフレームの寿命は短いといえます。
アセテートのフレームにしてもやはり材質に粘りがなくなり、折れたり変形してくるということが起こります。
セルフレームについては材質や成分によって多少話は違いますが、今までの感じからすれば
- 安いセルフレームだと3年程度
- 通常のセルフレームで8年程度
このあたりで折れたり、また白く汚れが出てきたりといったことになってくると思います。
参照
また8年を過ぎてもまだセルフフレームを使っている人もいるかもしれませんが、知らずに寿命を迎えている場合もあります。
その一番の理由としてはセルフレームの型崩れです。
劣化による型崩れをすれば
- メガネ屋でフィッティングを頼む
- しばらくはメガネが落ちない、傾かないなど正常にかけられる
- また元の通りにセルフレームが変形してくる
というようになってきます。
メガネレンズは個人の視力に沿って度数設定をしていますが、正確な位置でセルフレームをかけられない場合にはこの度数が狂った状態でメガネをしていることになります。
その結果、眼精疲労となり視力に影響し、悪くいくと将来的な老眼を早めることにもなります。
参照
このページにあるような特徴と一致するところもあれば眼精疲労ともいえます。
特に1万以下の安いセルフレームでは劣化が早いのであまり個人的にはおすすめしません。
ごく短時間かけるメガネだと安いセルフレームでも良いのですが、そうではない場合には3年あるいは8年といった段階で早めにセルフレームを買い替えるということが必要となるでしょう。
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