メガネには屈折率と度数というものがあります。
個人ごとに視力検査をして視力をまず把握しますが、そのデータによってレンズ度数を決定します。
その後に屈折率を決めるのですが、今回はメガネの屈折率と視力との関係性について説明をしたいと思います。
視力検査とその後の屈折率の決め方
まず両者の関係性について説明をします。
- メガネフレームを決める
- 視力検査をして視力を把握する
- レンズの屈折率を決める
主にこのような流れでメガネは作っていきます。
屈折率とはいわゆる
- 通常のレンズ
- 薄型レンズ 屈折率1.60
- 超薄型レンズ 屈折率1.67、1.74
というように薄型レンズなどと呼ばれるオプションの扱いとなります。
参照
つまりフレームが決まり、視力に合う度数を決め、その上でレンズの屈折率を薄型にするのかどうかという段階で決めるというようになります。
メガネの屈折率を見れば視力はわかるのか?
上記のように屈折率と視力とは直接関係がありません。
そのため屈折率だけ知られたとしても視力や度数を知ることはできないということになります。
まったく同じ視力の人が屈折率は違うということがあるのか?
これも結論からいいますと同じ視力であっても屈折率が違うこともあるということです。
たとえばまったく同じ視力の人がいたとして
- 1人は通常レンズ
- もう1人は薄型レンズ
にすれば視力は同じでも屈折率が違いますし、レンズの厚みも違うということです。
外見的に視力がどうなのか最近の屈折率の高い薄型レンズの登場でわかりにくくなっているといえるでしょう。
また屈折率もレンズメーカーの仕様で多少違いもあるという事情もあります。
屈折率は特定の視力用のものか?
たとえばしばしば質問されることとして
「屈折率1.60は視力が-4未満の人向けのものですか?」
というものがあります。
薄型レンズは特定の視力の人しか向いていないなど、視力によって屈折率を使い分けしなければいけないのかということですが、結論からいいますとこのようなことはありません。
つまりどのような視力であっても屈折率の高いレンズにすることも可能ということです。
参照
「薄型レンズのメリット、デメリット!安いレンズにはにじみ(色収差)?」
薄型レンズは
- 軽い
- 目が小さく見えない
などのメリットがある反面、
- 安いレンズはゆがみが出ることもある
- 強度が多少弱くなる
といったところもあります。
メリットとしては目の大きさなど見た目の問題もあるので、視力が悪く厚みのあるレンズになりがちな人が検討するべきレンズということがいえるだけと考えてください。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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