あまり通常は目とメガネのレンズとの距離は気にしないかもしれませんが、この距離を頂間距離といってやや専門的な技術を必要とする場合もあります。
一般的な頂間距離というのは決まった長さがありますが、最近のトレンドとしては目が小さく見えることを回避したい女性などでこの頂間距離を短くするという場合もあります。
目とレンズの距離(頂間距離)の標準的な長さ
結論からいいますと昔からこの頂間距離は
「12ミリ」
とされてきました。
この頂間距離は度数や眼の焦点とも重要な関係があり、これよりも長くても短くても視界がクリアに見えないというようになります。
頂間距離と度数との関係
たとえば近視を例にとって説明しますと
- 頂間距離が12ミリよりも長くなる 矯正効果が弱まり見えにくくなる
- 頂間距離が12ミリよりも短くなる 近すぎて矯正効果が強まり、眼が疲れることもある
となります。
微妙ですが遠すぎても近すぎても良くないのがこの頂間距離です。
頂間距離は自然に短くなる?
メガネを使用していると微妙にメガネが顔のほうに力をかけていくのがわかります。
これは仕方がないのですが、この力によって鼻の金具が低くなり、そして頂間距離が短くなっていく現象が起こります。
そのためメガネは古くなるほど頂間距離12ミリから少し短くなっているはずです。
もし新品のメガネを購入し、以前のメガネと比較して目までの距離がやや違うという場合には古いメガネの頂間距離のほうが狂っているという場合が多いと思います。
できれば古くなってきたメガネは店に持っていきこの頂間距離を12ミリに戻すというほうが良いと思います。
というのもレンズは12ミリを前提に設定しているからです。
頂間距離を短くして目を大きく見せる
冒頭でもいいましたがこの頂間距離が短くなるほど近視メガネでも目が小さくなるのを緩和することができます。
頂間距離を短くするにはセルフレームなどプラスチックフレームにするのが1つの方法です。
フレームと鼻当てとが一体となったものだと何もしなくても頂間距離が短いでです。
この頂間距離が短いということでその分レンズの度を調整し、正常に視力矯正できるようにメガネ屋にしてもらえば問題はありません。
詳しくは以下のページでも説明をしていますが、この他にもフレームで工夫したり、また薄型レンズを使用するというような方法も目の大きさを維持する効果的な方法といえます。
参照
頂間距離の調整方法
メガネは使用していればこの頂間距離が狂ってしまう場合もあります。
またメガネの鼻当てや鼻パッドの具合によってもこの頂間距離が変わってしまうという場合もあります。
この頂間距離は鼻の金具の部分を調整していくのですが、個人的には自分でやることはおすすめしません。
というのも12ミリ計算の頂間距離で度数設定をしている場合には、正確に度数が合う12ミリに設定できない場合もあるのです。
このような頂間距離をずらしてつけていると
- 度が強すぎて眼が疲れる
- 度が弱すぎて強く見ようとして眼に負担がかかる
ということになり眼精疲労となってしまうこともあります。
参照
頂間距離の調整は有料?無料?
メガネ屋に頂間距離を調整してもらうとして費用はどの程度かかるのかということですが、通常は無料という場合が多いと思います。
それほど手間はかかりませんし、その店内ですぐに調整できるからです。
時間も数分で終わるでしょう。
ただしこのようなメンテナンスは店によって有料か無料か異なり、いわゆる最近の格安メガネ店だと有料ということも多いのです。
ただ有料としてもさほど費用は高くありませんので、気になる場合には視力の問題もあるのでしっかりと調整しておきましょう。
参照
「ここまで違う!メガネ屋による購入後の無料と有料メンテナンスや修理」
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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