メガネには鼻に当たる箇所がありますが、この鼻に当たる位置自体を変更したいと思う場合もあるかと思います。
大幅に変更できるわけではありませんが、技術のあるメガネ屋だとある程度変更できるといって良いと思います。
メガネの鼻パッドの2つのタイプ
メガネの鼻あての部分は2つのタイプがあります。
- 鼻パッドなし
- 鼻パッドがある
鼻パッドはプラスチックフレームだとフレームが直接鼻に当たるようになっていますが、それとともにフレームから鼻に当たるゴムまでフレームが伸びているタイプとがあります。
鼻パッドありには金属系フレームが多いといえます。
今回の鼻パッドの位置変更という観点以外にも以下のページでそれぞれの鼻パッドにはメリットとデメリットとがあります。
参照
「鼻パッドありとなし、それぞれのメリットとデメリットを解説」
今回の鼻パッドの位置変更についていいますと鼻パッドのないタイプ（プラスチックフレームに多い）だとできないという場合が多いといえます。
フレームが直接鼻に当たるようになっているので、フレームの形自体を変えてしまわないと鼻に当たる位置を変えることができません。
メガネ屋による鼻パッドの位置変更の調整方法
金属系フレームの鼻パッドまで伸びるフレームの部分をクリングスや箱足といいます。
鼻パッドの位置を変更するにはこのクリングスの曲り具合を変えることによって行います。
クリングスの着地点を変えるので、鼻に当たる位置が変わるということです。
自分でクリングスを曲げようとしてはいけない
メガネ屋に足を運べば無料でクリングスの調整をしてくれますが、面倒という場合には
- 自分でフレームの耳の箇所を曲げる
- クリングスを自分で力を入れて曲げる
というようなことをする人もいます。
私も何も知らないときにはしていましたが、意外と大きなリスクもあります。
メガネは
- 視力検査の結果から度数を決める
- 顔の形に沿ってフィッティングをする
といったカスタマイズをしています。
つまりレンズと眼の焦点とを合わせるようにしているのですが、自分でクリングスを曲げることでこの焦点が狂ってくるようになります。
その結果せっかく設定した度数が緩くなったり、きつくなってしまったりと正常に視力と合わないというようなことにもなります。
この場合視力に影響してきたり、頭痛がしたりと意外に大きな障害となってくることもあるのでメガネ屋にフィッティングしてもらったほうが良いと思います。
鼻あての箇所が痛くて頭痛もしてくる
また鼻あての位置を変更したいというときにはその箇所に痛みを感じている人も多いのですが、単にフィッティングだけの問題ではないこともあります。
- 眼精疲労となっている
- 度数が合っていない
- 眼病の可能性もある
ということで、鼻以外の箇所に原因がある場合もあります。
特に眼精疲労の場合もあるので以下の特徴で該当しているものがないかチェックしてほしいと思います。
参照
眼精疲労の最大の理由としてはパソコン、スマホ、ゲームなど近距離を長時間見ることによる眼の周辺の筋肉の硬直化があります。
このような眼の酷使をしている場合には、度数を緩めた度数の使い分けをしていくことが必要です。
参照
「危険！使用用途に合っていないメガネは眼に負担をかけている！」
「パソコン用メガネの使い分け。度数は距離感で使い分けるべき」
眼精疲労は放置していると30代初期にも早くも老眼となることもあるので、早急に対処していくことが必要といえます。
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