メガネの度数を変えたいという場合がありますが、このときにメガネを購入するまでの流れは新規購入と違うのかということが疑問になることもあります。
基本的に違いはないのですが、度数変更ということで今まで使っていたメガネをベースに度数調整をしていくという点が違うといえます。
メガネの度数変更の流れ
メガネの度数変更では以下のような流れとなります。
- その店でメガネを購入していればカルテ(以前のメガネ度数が書いている書類)を取り出してくる
- 今の度数でどのような見えにくさがあるのかを聞かれる
- 視力検査をする(オートレフ)
- 今まで使用していたメガネで矯正視力を計測する
- 今までのメガネで本当に見えにくいのか確認する
- 今までのメガネから度数をやや変更してさらに視力を計る
- 新しい矯正レンズで見にくいかどうかをさらに視力検査
- 最終的に今までのメガネからどの程度の度数変更をするのか決定する
流れを文字にすれば非常に長く感じるかもしれませんが、要は
- 今までのメガネレンズでどの程度矯正視力が不足しているのか確認する
- それに合わせて新しい適度な矯正度数を計測する
というようなすり合わせをして視力検査もしながら度数を決めていくということです。
新規購入だと裸眼視力を計っていくつかの候補レンズを視力検査用メガネに入れて見え方を確認するということで、裸眼なのか今まで持っていたメガネをベースにするのかという点が違うということになります。
ちなみに視力検査の流れは以下のページで説明をしています。
参照
技術のあるメガネ屋とそうではない店での視力検査の違い
特に若い人だととにかく遠くが見える度数がベストと思っている人が多いのですが、そうでもありません。
たしかに30代中盤まではこのような考えでも特に問題のないことが多いですが、そろそろこの年齢は老眼がはじまる時期でもあるので使用用途に沿って度数変更はしていくべきです。
- 運転用 遠距離がよく見える度数にする
- 読書やパソコン、スマホ用 近視でもやや度数を緩める
メガネはできればいくつか使用用途ごとに度数を変えて持つべきといえます。
たとえば運転用メガネでパソコンをしていると目が疲れてくるのですが、このような度数設定は必ずしも正解ではありません。
つまり上記の度数変更での視力検査でも
「どのような使用用途でそのメガネ度数を変更するのか?」
ということを聞くようなメガネ屋が良いメガネ屋といえます。
最近は機械で視力検査をして、マニュアルに沿ってただ度数を決めていく対応の店も多いのですが、眼が疲れやすいメガネとなってしまっている場合もあります。
良いメガネ屋とそうではないところとで、今回の視力検査とともにその後のレンズ加工、フィッティングとサービスのレベルや質もかなり違います。
基本的にメガネの値段と技術とはある程度比例するので眼に良いメガネを作っていってほしいと思います。
参照
「格安メガネ店が危険な理由!検眼からフィッティングまでのメガネ作成の違い」
購入したことがないメガネ屋でも適切な度数になるのか?
上記だと以前購入したメガネのカルテのようなものを参考にすると記載しました。
ただし今まで一度も購入したことがないメガネ屋に行っても今持っているメガネの度数を店頭で簡単に計測することができます。
そのため今メインで使用していたり、今回度数を変更したいというようなメガネさえ持っていくとそのメガネを基準にして視力検査で度数変更をしてもらえるということです。
通常他店で購入したメガネでもこの度数測定は無料でしてくれるので特に問題はありません。
今までのフレームに度数変更をしたレンズだけ交換もできる?
私もいくつかありますが、特に気に入っているフレームがすでにあるという場合があると思います。
この場合フレームはそのままでレンズだけ交換したいという場合もありますが、これも可能となります。
メガネ屋では
- レンズ交換
- 新しいレンズの既存フレームへのはめ込み
を行ってもらえます。
ただし技術力がないメガネ屋ではこの加工を断ってくる場合もあります。
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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